ミラノ『EAT'S イーツ』WINE BAR
「48種類のワインの中からグラスワインが選べる」というのが売り文句
のイーツワインバーへ。
最近イタリアにも普及してきた、窒素ガスで酸化防止をし、コルクを抜いた
あとでも真空状態でワインが長く保管できるセラーが設置されていました。
フランスワインからイタリアものまで、そこそこの高級ブランドのワインセレクト。
ウキウキとセラー内のラインナップを眺めているところにカメリエーレがワイン
リストを持ってきてくれました。
すると、そこには1つのワインに3種類のプライスが書いてあります。
グラスにサーブしてもらえる量が1杯分、グラス半分、味見程度、と選べる
ようになっているのです。
これはなかなかいいアイデア!少量を注文し、いろいろな種類のワインが
楽しめるというコンセプト。
なーるほど!とまずはGAJAガヤのランゲ・ソーヴィニオン『ALTENI DI BRE
SSIA2008』のグラス半分(6,5ユーロ)を注文。
カメリエーレのお兄さんが注いでくれます。
ところが。。持ってこられたグラスを見て「ナニコレー!!!」と笑って
しまいました。それはグラス半杯を頼んだのに二口分ほどしか
グラスに入っていないのです。本当に二口で飲み干しました。
次にブルゴーニュのLE ROYル・ロワ「BOURGONE ROUGE 2007」を注文。
これもグラス半分(6,5ユーロ)で頼んで持ってこられたワインはこれ。
ちなみに同席の人の注文した「PERCARLO 2004」もグラス半分で
11ユーロ、これと同じ量でした。
さらに、では1杯分を注文しようということで出てきたのはグラス半分
の量!
価格的にも十分普通のグラス1杯分をとっているのに、これはない
よねーということで、カメリエーレのお兄さんに「ちょっといくらなんでも
少なく入れすぎじゃない?」と問いかけたところ、もうセラーにコン
ピューター設定してあるので誰が注いでもこの量になり、自分のせ
いじゃないとのこと。
たしかにワインリストを見ると、グラス1杯分が125ml、半分が 62ml
味見が 30mlと細かい数字が書いてあります。
でも125mlってグラス1杯分じゃないよー!
『イーツ』は何を基準にこの量を設定したのかわかりませんが、これは
あまりにもあまり。。。
グラスの奥底にうっすらとたたずむ液体を見て、ふと、ピエモンテのアル
バ村にある小さなワインバー『VINCAFE ヴィンカフェ』を思い出しました。
あそこは昔100種類のワインをグラスで出していました。今も続けている
のかわかりませんが、こんな真空セラーもなくずらりと見事にボトルが
そのままカンターに並べてありました。そしてワインを選ぶと並々とグラス
に注いでくれるのでした。
『イーツ』のワインバーを見て、実はあそこの消費量ってすごかったんだな
価格も良心的で本当にワインが好きな人のことを考えたいいサービスを
してたなーと懐かしさでじんわりしてしまいました。
『イーツ』のワインバーではグラス1杯を頼んでも本当にすぐになくなる
ので、また次ぎに注文するワインを考えなければならず、ゆっくりワインを
飲みながらおしゃべりを楽しめるという感じはありませんでした。よほど一気
にいろいろなワインを実験的に飲んでみたいという目的で行くならいいですが。
どうなんですかね?ミラネーゼの皆さんは。
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