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2009/09/23

マルケ州のシャンパーニュ製法で造られた珍しいワイン VELENOSI BRUT

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セルジョのお店で夕食後の一杯。
今夜は雨のせいか客足は少なめ。
ローマでは「雨」は用事をキャンセルする立派な理由になります。
そのかわり晴天の日なんかは年齢に関係なく、なんだかみんな
足取り軽くウキウキしています。うちの猫ラモみたいです。

マルケ州の珍しい”シャンパーニュ製法(瓶内で2次発酵)”の
スプマンテ【VELENOSI BRUT METOD CLASSICO】20ユーロ/本。

イタリアの伝統的なスパークリングワインは”スプマンテ”で
ステンレスタンクで全ての醸造が行われます。果実味あふれる
フレッシュな味わいが特徴。一方、この【VELENOSI BRUT】のように
フランスのシャンパーニュ製法の発泡酒は、イタリアでは近年になって
造られるようになったワイン。味わいも前者とは全く異なり、時には
ハチミツやイースト香も感じられるリッチな味わい。
イタリアではこの製法でつくられるワインに【FRANCIACORTA DOCG】
があります。シャンパーニュ製法と同じく、長期にわたり瓶を手で廻し
ながら瓶内で熟成するという、とてつもない手間とコストのかかる高級
ワイン。最近では、シチリアやラッツィオなどのメーカーでも作られて
いるところがあるけれど、フランチャコルタ地区以外のものだと、この
VELENOSIか、バルバレスコの生産者BRUNO GIACOSAのが一番では
ないかと思います。

ブドウはシャルドネとピノ・ネーロ。瓶内での熟成期間は36ヶ月。
こういうワインを実際に「マルケで造ってみる」という試み。
発想の自由さ、チャレンジ精神。これがイタリアワインの面白いところ。
個人的な好みでは、地元産のブドウを使った伝統的なつくりのワインが
好きですが、こういうワインに出会うと自分の価値観がなんて狭かった
んだろう、と反省させられ、それがまたうれしいくなります。
「うーんやられたーっ」っていうマゾ的な喜びがたまりません。

ワイナリーのある、マルケ州のアスコリ・ピチェーノ村の郷土料理に
塩漬けにしたオリーブの実に何種類もの肉と野菜をペースト状に
したものを詰め、まわりにパン粉をつけてフライにした【オリーベ・アスコ
ラーナ】があります。作りたてのアツアツは何個でも食べられるおいしさ。
同じ産地のこのワインを合わせて食べてみたくなりました。

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ヴェレノージ

VELENOSI

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