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2009年10月

2009/10/29

再会 

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デザインの街ミラノ、美食の街パルマへ出張に出かけ
ていたこの数日間。
自宅に戻り、テラスで日向ぼっこをしていたラモと久々の
再会の瞬間。5秒ほど見つめ合い「ミャオン。。」と小さく一言
聞こえたかと思うと遠くからものすごい速さで走りよってきました。
愛。

秋のミラノ&パルマの美食の旅、レポートします。
お楽しみに!

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2009/10/26

ローマ郷土料理発祥の地 下町テスタッチョの朝市

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毎朝の日課、近所の朝市へ。
市場中とびかう、ローマ弁のかけ声の意気のよさ。

ローマに来たころはこの量り売りをどのように注文してよいか

全くわからず、やっとそれができるようになったときイタリア語の

上達を自分で実感したものでした。

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ローマでも一番歴史の古いこの青空市場。
それは古代ローマ時代にテスタッチョがギリシャからテベレ川を
通って小麦や塩、大理石がローマ帝国に運び込まれていた港で
あったことから由来します。そのころから港町として栄え、ここに
市場が存在していたといいます。その証拠にこの地域には今でも
食材を運んでいた容器、レンガのつぼのがれきの山があります。
今ではその山を掘って洞窟のようにし、ディスコやレストランになって
いてローマの面白い建築のひとつに。

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ひいきのお肉屋さんは市場でも老舗のチェザレの店。
トリッパや牛テール、子羊まるごとなど、ローマの郷土料理に
欠かせないお肉も何でも揃います。
お肉を注文すると、チェザレが指定した大きさにその場でトントン
ときってくれます。その包丁さばきのきれいなこと。
それをどのように料理するといいかとコツまで詳しく教えてくれる
のは老舗店ならでは。
チェザレのおかげで”肉の新鮮度合”の見分けも学びました。

お肉は精肉屋さんで、野菜は青果店で、チーズは専門店で。
歴史があって、新鮮で、レシピのコツまで教えてくれる青空市場。
気がついたらスーパーでの買いものがつまらなくて、今では
ほとんど行かなくなりました。

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2009/10/23

冬のごちそう  スープ料理で心も体もほかほか

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イタリアンからタイ料理、寿司から本格デザートまで。
とうてい素人とは思えない料理の腕を持つTINA。
こういう友人宅の夕食によばれた際には何があっても即2つ返事で。
TINAが旅先の中部イタリアはエミリアロマーニャ州のレッジョ
エミリア村から持ち帰ってきた郷土パスタのトルテッリーニ
(ひき肉などをつめた小さな指輪形のパスタ)を1日かかって
鶏丸ごと一匹を煮込んだスープで。
日本人が鍋料理を夏に食べないのと同じことで、イタリアでは
このようなスープ料理は冬にしか食べません。
だからこそ季節限定でおいしい。
レッジョ・エミリアでは、鳩の肉のペーストをつめるのが
一般的だそうですが、今夜のトルテッリーニの中身は豚肉。

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第二弾は肉ではなくほうれんそう入り。
パルミッジャーノチーズを少しふりかけて。
そしてスープだけおかわり。
TINA&FLAVIOと3人、ふうふういいながら食べました。

ワインはトスカーナ州ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
地区のワイナリーMASTROJANNIのROSSO DI
MONTALCINO 2006。

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私もつけあわせをということで2つの野菜料理を持っておじゃましました。
じゃがいものオーブン焼とパプリカのにんにくいため。
今朝、青空市場でスカウトしてきました。
この時期のパプリカの甘いこと!ジューシーなこと!
「アンタ、それでも野菜?!」と問いかけたくなるほど肉厚でやわらかく
とろけるよう。
こういう素材は簡単に料理するほどおいしいですね。
われながらおいしく出来上がり自慢げに持参。
ティーナ宅で容器をあけたとき、使った材料のわりにできあがりの量
が少ないのに愕然。
料理のあいだ「あじみ。あじみ。」といいながらパクパク食べていた
わが身のいやしさよ。
反省。

心も体も暖まるTINAのディナーに満足して帰宅。

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2009/10/21

普段飲みのバルバレスコに黒トリュフのハム

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ローマは急に気温が10度も下がりました。
アツイアツイと言ってラモとぐったりしていたのももう遠い日々。
秋を通り越してもう冬。

こちらに長く住む日本人の友達たちとセルジョのお店へ。
店内に足を踏み入れて、なぜかいつもほっとするこの空間。
このお店があったからまだローマにいるのかもしれません。

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今日のワインはPRODUTTORI DEL BARBARESCOの
バルバレスコ2004(26ユーロ)。
高級ワインバルバレスコもこの生産者のものは良心的な価格
で気軽に飲め、さらにとってもおいしいので満足の1本。
いつもこれを頼んでしまいます。

バルバレスコにあわせたハム&チーズの盛り合わせも注文。
黒トリュフ入りのハム、モルタデッラのおいしさに涙。
豚肉の脂っぽいうまみとトリュフの芳香がいっしょにするりと
口の中で溶けてゆきました。

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プロドゥットーレ・デル・バルバレスコ

PRODUTTORI DEL BARBARESCO

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老舗ワインショップ「TRIMANI トリマー二」の試飲会

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創業1821年。
歴史と店舗の規模でイタリアで数本の指に入る老舗ワインショップ
『TRIMANI トリマー二』。デイリーワインから超レア物年代ワイン
まで、店舗には世界中から厳選された6000種類ものワインが
原産地別に並べられています。あまり知られていませんがここの
店舗の下には地下都市ともいえる巨大な敷地の倉庫があり、莫大
な数のワインが眠っています。
年中ワインセミナーやイヴェントが行われ、昨年にはトリマー二
4兄弟が共同で書き上げたイタリアワインに関する本【CENTOVINI
チェントヴィーニ
】を出版。

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ワイン雑誌「WINESPECTATER」や
「GAMBEROROSSO」などでもワイン商トリマー二家の話題が
取上げられ、世界中からワイン通が訪れるまさにワインの殿堂。

先日ここで行われた<新世界ワイン>のセミナーに行ってきました。

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試飲ワインは、
ニュージーランドCLOUDY BAY
1)SAUVIGNON BLANC 2008
2)CHARDONNAY 2007

オーストラリアCAPE MENTELLE
3)SHIRAZ 2006

アルゼンチン TERRAZAS DE LOS ANDES
4)AFINCADO MALBEC 2005

アルゼンチン CHEVAL DES ANDES
5)CHAVAL DES ANDES 2003

新世界ワインを飲んでいつも思うのは、イタリアとの食文化の違い。
イタリアワインは「食事とあわせてどうか」ということがワインの基本
になっていて単独として飲む”酒”ではない。料理と組み合わせた時
に食べ物といかに美しいハーモニーを生み出せるかどうかということ
がよいワインの基準となっていて、ウマいワインを飲んだときには
「さっと炭焼きにしたキアーナ牛と」とか、「クリーム系のきのこの
リゾットとどうかなー」などとシュールな夢に次々と襲われて、不意にも
おなかが「グー」と鳴ったりしてしまうのがオチですが、樽香かなり強め
の新世界のワインはその想像が困難です。実際シンプルな料理に
慣れているイタリア人にも難しいのでは。オーストラリアや南アメリカ
には行ったことがないのでこういうワインが好まれる地の食文化や
消費者志向というのがどうなっているのか垣間見てみたいもんです。

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でもこのような新世界のワインセミナーに参加できるのも世界
のワインを取り扱うトリマー二だからこそ。
同じテーブルで合い席になった、ローマで料理学校を経営している
というイギリス人老夫婦はセミナーのあいだじゅう、1つ1つの
ワインについて夫婦で真剣に協議しあっていました。
こんな老後もいいですね。

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トリマー二

TRIMANI

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2009/10/19

GAMBEROROSSO TRE BICCHIERI 2010試飲会報告

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昨日の日曜日、ガンベロロッソの自社ビル『CITTA DEL GUSTO
チッタ・デル・グスト』で行われた、トレビッキエーレ2010の試飲会
に行ってきました。
午後3時から8時半までの5時間半、延々と試飲し続けました。

北はフリウリから南はシチリアまで全国から生産者やジャーナリスト
有名レストランのソムリエからエノテカ(酒屋)まで、業界関係者が押し寄せ
会場はすごい熱気。
2253メーカーの18000本のワインの中から厳選された391本
(392本から訂正されていました)が3フロアにぎっしり。
マッセートやサッシカイアは、開場30分後に無くなり、テーブルには空ボトル
が「どうだ!」と言わんばかりにその威厳を示していました。
全部のワインは飲めませんでしたが、半分以上試飲した中で「これは!」
と思ったワインをあくまで個人的な評価でランキングをつくってみました。

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1位 アブルッツォ州 ヴァレンティーニ社
モンテプルチァーノ・ダ・アブルッツォ チェラスオーロ 08

このメーカーでトレビッキーエリを獲得したのは赤でも白でもなくこのロゼ。
ワインが星の数ほど無数に存在する今日、これほどまでに”唯一性”を
感じさせるワイン。誰にも似ず、誰にも媚びず、ひたすら地道に独自性を
追求した結果、百万のワインの中から突出する異常な存在感。
飲むたびにたくさんの何かを訴えかけられているような複雑味が1つの
詩となって体に流れていく。こんなワインがあるでしょうか!

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2位 ヴェネト州 ジュゼッペ・クインタレッリ社
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ 00

なかなか手に入りにくく高額で飲む機会は少ないけれど、並ならない
カリスマ性のある生産者&ワイン。愛好家はもちろん、”生産者”が尊敬
するワイナリーとして今まで何度この名前を聞いたことだろう。クインタレッリ
のアマローネはフェラーリやアルマーニのように、イタリアが生み出す最高の
プロダクトの1つとして世界に誇れる銘品だ。
姿勢を正して飲みたくなる1本。

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3位 ピエモンテ州 ブルーノ・ジャコーザ社
バルバレスコ アシリ 05

今年の最優秀ワイナリーにも選ばれたジャコーザ。
普段から何度も飲んでいるこのバルバレスコ。
イタリアワインの理想を考える時、その”尺度”となるワイン。
伝統、最高の土壌、ブドウの質、職人的な醸造といったものが
ワインの隅々にまで感じる。

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今年初受賞をしたニューエントリーワイナリーの面白いワインも見つけ
ました。

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シチリア州 グッチョーネ社 ロリック 07

シチリアの無名ワイナリーの白。シチリアはパレルモ地域でトレッビアーノ
品種を使ったビオディナミのワイン。この地方ではビオディナミは気候
条件的難しいと聞く。ラベルにも記載してあるように生産本数はたったの
4000本。フルーティさとミネラル感のバランスがよく、飲み応えのある
味わい。ブドウのみずみずしいおいしさをたっぷりと感じる1本。

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トレビッキーエリ受賞ワイン391本の中に70本のワインが、さらに
有機栽培やよりBIOに近い自然栽培・醸造で生産しているというマーク
付きで表示されていました。今まではこのような評価はなかったのですが
さらに消費者の関心も高まっているということの表れでしょう。

ガンベロロッソのトレビッキーエリがイタリアワインの評価の全てではあり
ません。でも日々どんどん変化するイタリアワイン界の状況を知る基準の
1つとして非常に興味深いイヴェントでありました。
またこれだけたくさんの生産者達が大集合し、彼らの自由な創造性や
火山のような熱意を一気に見せられて、やっぱりイタリアワインは楽しい!
と実感した1日でした。

トレビッキエーリワインリストはこちら→「trebicchieri_2010.doc」をダウンロード

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ガンベロロッソ イタリアワインガイド

【ヴィーニ・ディ・イタリア2010】(27ユーロ)

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ガンベロロッソ

GAMBEROROSSO

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2009/10/17

バチカン市国に来たなら TRATTORIA LA PANCIA FELICE へ

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ローマ市内でおいしいレストランが少ない地域のひとつにバチカン
市国の近辺があります。
観光客向けのレストランやBARはたっくさんあるのですが良質の
料理、サービスのあるお店はほとんど皆無。英語のメニューの看板
だらけ。なのでローマ案内をするときにはランチの時間は絶対にこの
地域から外れるようにしていました。
ところが週末のお昼、友人が誘ってくれたバチカンから徒歩3分の
トラットリア『LA PANCIA FELICE ラ・パンチャ・フェリーチェ』が意外
や意外、かなりのヒット。

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いわしとパキーノトマト、ペコリーノチーズのスパゲッティ。
ワインはラッツィオ州のDOCワインLE QUINTE
VIRTU ROMANE。

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セコンドは、チキンのソテーピスタッチオ風味。
ちょっと変わったメニューです。
やわらかいチキンにピスタチオの香ばしさが食欲を
そそります。

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友人パオロの頼んだ料理は羊肉のミートボールの煮込み。

羊肉をミートボールにするというのも珍しい料理。ここのメニュー

は独特。クミンなどのいろいろな香辛料が入っており、注文した

フリウリ州のメルロとカベルネブレンドのスパイシーな赤ワイン

EDI KEBERのCOLLIO ROSSOと絶妙な相性で、インド料理を食

ているよう。

 

店内は地元の人と思われるイタリア人もたくさんいたし、サービス
も丁寧で、価格も良心的。こんなお店が今時のローマの観光地区
にあるなんて!
お勧めの一軒です。

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ラ・パンチャ・フェリーチェ

LA PANCIA FELICE
Via di Porta Castello 11/12
(Borgo Pio)
Tel  +39 066861819

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2009/10/16

秋の味覚、採れたてのキノコ”OVOLI”で夕食会

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ワイン仲間の友人MASSIMOから急に電話がありました。
今日ローマ郊外にある別荘の近くの森でキノコがたくさんとれた
のでローマ市内の自宅で夕食会をするとのこと。
近所のワイン屋さんのオーナーMARCOとSTEFANIAのワイン
マニア4人が集合。
MASSIMOの家に入るとプーんと新鮮なキノコの匂いが。
そして収穫されたきのこの量を見てびっくり!
OVOLIオヴォリというキロ25ユーロほどする、今がまさに旬のキノコ。
ここ数日けっこう雨が降ったのでたくさん生えたようです。

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水洗いせず、濡れフキンで丁寧に土を落としてからざくざくスライス
し、パルミッジャーノ薄切りとレモン、塩コショウであえてサラダに。
独特の香りにさくさくとした歯ごたえ。ここまで新鮮なキノコは
やっぱり生で食べるのが一番おいしい。

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MASSIMOの自宅のセラーから。
まずはCASTEL JUVALのBLAUBURGUNDER。軽めのピノネーロ
はキノコとパルミッジャーノのサラダと。

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ラザーニャにあわせ2本目は、FATTOIRIA BAJTAの CARSO
DOC 2007TERRANO。

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パスタの後はテラスでミニバーベキュー。

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お肉の炭焼きにあわせ、3本目はオーストリアの赤。
STROMMER GABRIELのBLAUFRANKISCH-EXCLUSIVE。
ワイン名を発音しようとするたびに大爆笑。イタリア人でさえ
読めないこの名前。いかにもドイツ的。

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3種類のハードタイプのイタリア産チーズ。

デザートはブラックチェリーのタルト。

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そして最後に焼栗。

イタリアでは栗は茹でずにオーブンかフライパンで焼いて食べます。

飲む秋、食べる秋を満喫したディナーでした。

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2009/10/15

GAMBEROROSSO TRE BICCHIERI 2010 発表

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今週の日曜日10月18日に行われる、ガンベロロッソの
『トレビッキエーリ2010』の試飲会招待状が届きました。

1986年の初版より、イタリアで最も愛読されているワイン雑誌
【GAMBEROROSSO ガンベロロッソ】。
ワイン・フードジャーナリストで構成されているこの団体は、ワインや
レストランガイド、雑誌の出版だけではなく、ローマの街中に自社ビル
<CITTA DEL GUSTO チッタ・デル・グスト>も所有し、社内で料理
番組を制作、テレビ局も持っています。

トレビッキエーリ(3つのグラスマーク)とは、ガンベロロッソが毎年
出版するワインガイド{ VINI D'ITALIA ヴィーニ・ディ・イタリア}で選ば
れる最良ワインの最高評価です。
例えば昨年は、全国2250メーカーの18000種類のワインの中から
339本がトレビッキエーリに選ばれました。
もちろんこれだけが、イタリアワインの評価の決め手ではないのですが
イタリアでは最も権威のあるガイドといえます。
トレビッキーエリをもらうと、無名ワイナリーでも急に注目されるようになったり
老舗ワイナリーなどはトレビッキエーリから外れると、なぜなのか!とこれ
また話題になったり、この時期イタリアの生産者はソワソワしています。

今年、全国から選ばれた392本のワイン。日曜日に試飲会レポートお送り
します。
乞うご期待!!!

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ガンベロ・ロッソ

GAMBEROROSSO

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あまりの食べたさに自家栽培

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出張から戻ると10日ほど前に種をまいたシソの芽が出
ていました。思いがけないうれしい出来事にちょっと感動。
イタリアにはなぜかシソがありません。
でも天ぷら、パスタの薬味、サラダなどどうしても食べたいので
この夏日本から持ち帰り植えてみました。
ラモには鉢の中におしっこをしないよう強く言い聞かせました。

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2009/10/13

ローマのネコ SORIANA

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近所のBARで。
この縞々のネコはSORIANA(ソリアーナ)という品種
で古代ローマ時代からローマに存在しています。
古代遺跡のモザイクやフレスコ画に出てくるネコは
黒ネコでも三毛ネコでもなく、必ずこのソリアーナです。

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2009/10/12

ジャンニ・マシャレッリ広場  PIAZZA DI GIANNI MASCIARELLI

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そのニュースは衝撃的だった。
昨年の8月1日、出張先のミュンヘンでジャンニ・マシャ
レッリ氏が心臓麻痺で突然の他界。享年53歳。
その訃報はアメリカや日本の新聞でも伝えられた。
イタリアワイン界のリーダー的存在で、全く無名であった
アブルッツォ州のワインを世界の舞台に持ち上げた若き
巨匠。

その約1年後、彼の生まれ育ったアブルッツォ州サン・マル
ティーノ・ステッラ・マルチーナ市が町の広場に『ジャンニ
マシャレッリ広場』と命名。その式典が行われました。
ワイン生産者で街の広場に命名されたのは彼がはじめて。
ワイン生産者という枠を超え、アブルッツォの新たな歴史
を作り、地元の人々の夢を叶えたジャンニ。
この広場に集まる人々は、ワイン愛好家だけでなく子供か
らお年寄りまで、この偉大な栄誉市民に誇りを感じることと
思います。

Il comune di San Martino sulla Marrucina ha intitolato una
piazza al suo più celebre cittadino prematuramente scomparso
poco più di un anno fa.
il 1 agosto 2009 il sindaco Giandonato Settembrino ha
inaugurato piazza Gianni Masciarelli alla presenza della
moglie Marina Cvetic e del giornalista Gad Lerner
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Gianni Masciarelli

ジャンニ・マシャレッリ

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2009/10/06

ラモのキモチ SOLITUDINE DI RAMO

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飼い主が出張のため、1人でお留守番のラモ。
寂しがりやのラモの長い1週間のはじまり。

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2009/10/04

南イタリアのピノ・ネーロ  W.GOTTARDI BLAUBURGUNDER "MAZZON" 2006

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週末はトスカーナに住んでいる10年来のフランス人の
友人キャロルがローマに遊びに来ました。
久々の再会は当然セルジョのお店で。

今日は正午からローマの街中で60万人(!)もの市民が
行進する大規模のデモがあり、午後のローマは人々の
叫び声で騒然としていたのが、夜にはおさまり外出可能に。
ローマではデモが日常茶飯事で、その度に首都の交通
機関は完全に麻痺状態。それでも月に何度も行われる
デモやストライキ。東京で同じことが起こったらどうなるか。
「やっぱりこの国が発展するわけないよなー、こんな街で
仕事できないよなー。」と冷ややかに横目で見てしまう反
面、あきらかに見返りがないにもかかわらずデモやストラ
イキを起こし、自分達の主張を訴え続けるこの国の人々
の自由さと頑固さに感心。どんなことに対しても”どちらで
もいい”とか”周りの人になんとなく従う”というようなあや
ふやさがないのです。

話がそれましたが、今夜のキャロルのリクエストはピノ・
ネーロ。そこでイタリア最北端のアルトアディジェ州の
BLAUBURGUNDER "MAZZON" 2006注文。もともとオース
トリア領だったこの地域、ワインのラベルも未だに公用語の
ドイツ語表記。
ブラックチェリーや木イチゴのジャムのような甘いアプローチ
に続いてタバコの葉やカカオの茶色い匂いと、やわらかい
とろけるようななめらかなタンニン。セルジョが数種類のチーズ
を見繕って持ってきてくれたので、いろいろな味の展開を
楽しみました。ワインがどのチーズに合うか2人で熱い討論に
なり、お互いの食べ物に関しての”主張”のすごさに爆笑しながら

あっという間にボトルが空っぽになった楽しい再会のひと時でした。

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ゴッタルディ・マッゾン

Gottardi Mazzon

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2009/10/02

MARIA PIA CASTELLI STELLA FLORA 2002 MARCHE BIANCO IGT

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このワインの色!
琥珀色を通りこしてウイスキー色。
飲む前からいろいろな想像がフツフツ沸いてきます。

マルケ州のアスコリ・ピチェーノ村に8ヘクタールたらずの畑
を持つ小さなワイナリーのIGTワイン。
2002年は初リリースのヴィンテージ。
ブドウは50%ペコリーノ、30%パッセリーナ、10%トレビ
アーノ、10%マルバシア・ディ・カンディダという4種類のブレンド。
木樽で皮をつけたまま発酵後、18ヶ月の熟成。

主張のある酸味に伸びやかなミネラル感。
カモミールや香草、緑茶を連想させます。
GRAVNERの【BREG ANFOLA】を思い起こさせる自然派ワイン。

他にもサンジョヴェーゼやモンテプルチァーノ100%のIGT赤も
あるのでぜひ飲んでみたいな。

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マリア・ピア・カステッリ

Maria Pia Castelli

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2009/10/01

WELCOME PARTY OF AMERICAN ACADEMY IN ROME

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ローマのジャニコロ地区は、アメリカ・アイルランド・スペインなど
の大使館が立ち並ぶ一等地。ここにアメリカから選ばれた新鋭
アーチストたちが奨学金を受けて自由に創作活動ができる研究
施設『アメリカン・アカデミー』があります。
過去の留学生には、日本でも知られる家具デザイナーのジョージ
ネルソンやポストモダン建築家のロバート・ヴェンチュリー、さらに
アカデミー賞映画作品の【ソフィーの選択】の作者ウイリアム・スタ
イロンなど、歴史に残る芸術家たちが名を連ねます。
天井が高くためいきがでるような美しい建物と、よく手入れされた
見渡す限りの庭。名声だけではない、まさにアーチストたちが創作
意欲を十二分に伸ばせる理想的な空間がここにあります。

毎年9月に行われる恒例の新入生歓迎のガーデンパーティへ。

アカデミー内には、アーチストたちが食事をするためのこれまた
素晴らしいダイニング(グランドピアノがある!)があるのですが
ここの専属料理人としてMONA TALBOTさんという女性シェフが
キッチンを仕切っています。彼女がアメリカ人とイタリア人、数人
のコックを率いて、庭で栽培している有機野菜などをふんだんに
使ったヘルシーで素材感を充分に引き出した料理を提供してい
ます。

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午後6時から始まったガーデンパーティーでは、留学生のアーチ
ストたちがカメリエーレになり、アペリティフが招待客にふるまわれ
ました。もちろん料理はMONAさんのレシピ。

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ミニサイズのアランチーノ(シチリアの郷土料理でリゾットで
ライスボールにしたものの中にラグーソースをつめてフライ
にしたもの)と、ゴルゴンゾーラと紫キャベツ、胡桃をのせた
クロスティーノ。

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その中でも感動的においしかったのが、フルーツとラードの
ちょっと風変わりなフォカッチャ。甘く煮たブドウをのせて焼いた
フォカッチャの上に薄切りにしたラード(豚の背油を大理石の
箱の中で長期間塩漬けにしたもの)をのせ、とろリと溶けたところに
ローズマリーをちらしたしたもの。立ちながら食べるカジュアル
な”スナック”もMONAさんの手にかかるとこんな魅力的な一品に。
(味わうのに夢中で写真を取り忘れてしまいました。)

ドレスアップしたアメリカ大使や国連大使、イタリアの著名アーチスト
などの顔もあり、ローマの中のアメリカ社交界を垣間見たひととき
でした。

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ローマ アメリカン・アカデミー

AMERICAN ACADEMY IN ROME

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