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2010/03/23

サビーナ地方オリーブオイルの希少生産者訪問

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ローマから車で約1時間ほど北東にあるラッツィオ州サビーナ村。

標高約300メートルの高さにある空気の澄んだ丘陵はどこを見渡して

もオリーブの木々。オリーブの名産地であることが一目でわかります。

ここにある某オリーブ農園の訪問へ。
農園のエントランスには、ミモザが春の訪れを知らせるように咲き乱れ
ていました。

サビーナ地方は、中部イタリアでも最もオリーブの栽培に適した土地
で知られています。その歴史は古く、なんと紀元前からここでオリーブ
オイル作りがされていたという記録が残っています。
ここで生産される高品質オイルは、昔からローマ法王にも献上されて
いたそう。この名産地で100年以上もオリーブオイル作りをしている
小さな生産者を訪ねました。

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DOP認定(保護指定原産地表示)とオーガニック認定の2つの
品質表示を持つオリーブオイルはイタリアでもほとんどなく、ここは
その貴重な生産者の1軒です。
一切農薬を使わない最高級のオーガニックオイルを昔ながらの
自然農法でつくっています。
中でも面白かったのが、そら豆をみっしりと畑に植えていてこれを
肥料とする農法。窒素肥料の代わりになるそうです。
春になるとこのそら豆を土に埋め込み栄養たっぷりの土壌をつくります。

オリーブの木の品種はいろいろあるのですが、どの木も外観はよく似て
いて全く見分けがつきません。それを遠くからでも一目で「これはフラン
トイオあっちはペンドリーノ」とすぐに教えてくれる農家のおじさん。
長年の経験です。

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おじさんはサルのような身軽さではしごに登っては木の剪定をしていました。
木の中に風通しをよくして、害虫がつかないように木をつぼ型に
切っていくのです。これも手作業なので手間はかかりますが、農薬
をまかないため徹底して1本1本はしごに登っては剪定していきます。

もちろん収穫も手作業。

栽培の段階から手間隙かけてつくられたこの生産者の
エキストラバージンオリーブオイル。

この地の典型的な4品種のブレンドでグリーンがかった黄金色。
なんというかぐわしい匂い!ナッツやリンゴ、緑のバナナを思い起こさせます。
フレッシュさあふれる感動的なおいしさ。
もうこれだけで珍味という感じ。

最後の1滴までおいしくこの生産者のものを味わうと普通のオリーブオイル

には戻れません。

このオリーブオイルを入手したい方はメールでご一報ください。

これは味わう価値アリです!

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