« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月

2010/04/29

ローマ隠れスポット『GIARDINO DEGLI ARANCI オレンジの庭』

Dscn4070_1

昼間は25℃まで気温があがった晴天のローマ。
家の近くアヴェンティーノ地区にある『オンレジガーデン』へ。
ここはあまり知られていないローマのおすすめ観光スポット。
もともとは5世紀に建てられた「聖サビーナ教会」の庭で
オレンジの木がたくさん植えられてる小さな公園です。
木にはアランチャアマーラの実が見事にごろごろとなっていました。
昔は僧侶さんたちが育てて食べていたのかもしれません。
ジャムなんかも作ったりしていたのかな。

Dscn4073_1

そして松の木のトンネルを通って公園の奥までいくとバチカンの
サンピエトロ寺院のクーポラがど真ん中に見えるパノラマが広がります。

Dscn4079_1

右を向いても左を向いてもオレンジだらけ。
ローマは街中にいてもちょっと歩くとこんな非日常的な空間が
ポツポツあって、お天気のよい日の散歩はとても楽しい娯楽なの
です。

**************************

GIARDINO DEGLI ARANCI
Piazza Pietro d'Illiria Roma

***************************

にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ
にほんブログ村

|

2010/04/27

手打ちパスタが食べたくなって『SORA MARGHERITA ソーラ・マルゲリータ』

Dscn3227_1_2

だれかの家で食べてるみたいな小さな食堂。
お店に入ったとたんにするいい匂い。
テーブルクロスはわらばん紙。
メニューは手書き。
その日のおすすめが毎日かわる。
季節のメニューがある。
おいしいテーブルワインがある。
店員さんがメニューを全部暗記している。
レシートはない。

高級レストランも大好きですが、こういった昔の食堂テイストの
トラットリアは毎日でも行きたい好きな場所。
あの手打ちパスタが食べたくなって久しぶりに『ソーラ・マルゲリータ』へ。

Dscn3216_1

ぺーストジェノヴェーゼのタリアテッレ
今日はいつもより黄色の濃い麺。
バジリコベースのソースがフレッシュ。

Dscn3218_1

このお店に来てこれを頼まずにはいられません。
タラのトマトソース煮込み。
おいしすぎ!

Dscn3222_1

手作りのリコッタとブラックチェリーのタルト。
しっとりしています。

Dscn3224_1

コーヒーの出し方もまた家っぽくていいのです。

お店を出たらまた行列ができていました。

***************************

SORA MARGHERITA
Piazza delle Cinque Scole 30
Tel 06 6874216

***************************

にほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ
にほんブログ村

|

2010/04/24

GIACOMO CONTERNO BARBERA D'ALBA 2005        ジャコモ・コンテルノ バルベーラ・ダ・アルバ 2005

Dscn4039_1

やっと春の陽気がやってきたかと思うとまたドシャぶりの雨。
なんだか落ち着かないお天気のローマ。

国連を定年退職したアメリカ人、その人からは親子ほど年の離れた
世代のカリフォルニア育ちの日本人、横浜育ちのイタリア人、京都育ち
の京都人(私)という、よくよく考えたらとっても不思議な組み合わせの
友達たちとゴチェットへ。

ジャコモ・コンテルノの『BARBERA D' ALBA 2005』36ユーロを注文。
1770年から続く歴史のあるコンテルノ家。伝統的なワイン作りを
行う最高のバローロの作り手として知られる生産者。
今やたくさんのワイナリーが愛用しているフランス製の小さなバリック樽
ではなく昔ながらの大樽での製法。7年以上大樽で熟成されるバローロ
のリセルバが有名です。
その生産者のバルベーラ、ラベルを見ただけで心踊ります。

セルジョが金魚鉢みたいな大きなグラスに注いでくれました。

香りをかいで一口飲んでみました。繊細ながらなんという迫力!
何重奏にもなったブーケと複雑奇怪なうまみが時間差でどんどんたたみ
かけてきます。この艶やかな液体は詩となって何かを表現しているようで、
この赤い液体を一口一口味わうことが1つのクラシックアートを体感している
ようで、衝撃的なワイン。しばらく放心しました。
これほどまでに至高なバルベーラ、ちょっとほかに類を見ないです。

いつかこのワインを作った人に会ってみたいです。

Dscn4035_1

************************

GIACOMO CONTERNO

ジャコモ・コンテルノ

*************************

にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
にほんブログ村

|

2010/04/21

『LA CANTINETTA ラ・カンティネッタ』試飲会

Dscn4005_1

ローマ市内北部、サッカースタジオ近くにあるエノテカ『ラ・カンティネッタ』
の試飲会へ。このお店では月1回生産者を招いたフリーティスティングを
行っています。着席スタイルのセミナーとはまた違った趣向の試飲会。
こじんまりしたお店なので生産者とワインを飲みながら気軽に立ち話が
でき、ワインにあわせた軽食もあり、しかも予約さえすれば無料という
なかなかありそうでない珍しいスタイル。

Dscn3999_1

ちなみにこのお店は品揃えも独特です。
比較的無名で小さな生産者を多くとりあつかっていて、価格帯も普段飲
みの決して高くないワインが全国から厳選されています。一番安いので
なんと4ユーロからあります。またお店のPOPがとてもわかりやすく1本
1本のワインに説明があるのです。ワインに合うチーズやおつまみも
揃っていて、夕方の買い物の合間にはグラスワインが飲めるコーナー
もあり、かゆいところに手の届くお店なのです。

Dscn3989_1

4月はヴェネト州ヴェローナにあるワイナリー『AZIENDA AGRICOLA PRA'
プラ』の試飲会。
オーナーのグラツィアーノ・プラさんがにこやかにワインを振舞っていました。
ティスティングワインは3種類。

Dscn3991_1

1)SOAVE CALSSICO 2008
ガルガネガ品種 100%

2)MORANDINA 2008
VALPOLICELLA SUPERIORE

コルビーナ、コルビノーナ、ロンディネッラ品種

3)CA'MORANDINA 2007
RIPASSO VALPOLICELLA SUPERIORE

コルビーナ、コルビノーナ、ロンディネッラ品種

Dscn3994_1

生産者グラツィアーノさんとおしゃべりしたり、何回も同じワインを
おかわりしたりする人がいたりとほほえましい雰囲気の宵。
よくある大ホールでのティスティングのようにワイングラスをぐるぐる
まわしたり、眉間にしわ寄せながらちびちび飲んでいる人は皆無でした。

Dscn4009_1

*************************

VINI & SAPORI LA CANTINETTA

ラ・カンティネッタ

**************************

AZIENDA AGRICOLA PRA

アズイエンダ・アグリコラ・プラ

****************************

|

2010/04/20

ジャコモ・タキスと一緒に

Dscn3935_1

イタリアが世界に誇る偉才、ジャコモタキス氏(77歳)との出会い。
近年世間に顔を出さなくなった彼。
そんなジャコモ氏と2人、ある春の午後のひとときを過ごせたのは
神様からのプレゼントとしかいいようがありません。

「サシカイア」や「ティニャネロ」の生み出したエノロゴとしてイタリア
ワインの歴史を根本的にかえたその人は、その華やかなイメージ
とは裏腹に、地味で頑固な研究者でした。
ワイン学の本を何時間でも読み続ける白髪の美しい学者でした。

彼の名作の1つ「アルジオラス社」の『トゥリーガ2003』。
ちょっと言葉では説明しがたい感動。
彼の静かな笑と一緒に生涯忘れることのない特別なひとときでした。

後日彼についての仕事を、ワインを楽しむ情報誌『レコルト』にてご紹介できると思います。

乞うご期待。

|

2010/04/18

春のキャンティクラシコ

Dscn3870_1

野花の香りただよう春まっただ中のトスカーナ、キャンティ・クラシコへ。
鳥になれないのなら、せめてスカイダイビングでもしたくなる
パンツァーノ村の美しい丘陵。

|

2010/04/17

その人

その人は、お気に入りのいすにこしかけて
オリーブの木の生える庭をながめていた。

動かなくなったこの足はいくつの畑を歩いてきたことか。

トスカーナの丘の一面に広がる夕焼けの色にみちびかれ
貧しい土壌でペイノーのワイン作りをやってみた。
それまでは独りごとをつぶやいていたブドウたちは声高らか
に歌いだし、そのメロディーはガラスの瓶に詰められて
人々の心をうるおした。

サルデニアの潮風の匂いにみちびかれ南の島でペイノーの
ワイン作りをやってみた。
それまではむっつり顔だったブドウたちはクスクスと笑い出し
その笑い話はガラスの瓶に詰められて、人々に笑顔をもたらした。

イタリアワインの伝説となったこの名を世間に出すことはもうない。
今はブドウの声を聞くためにひとり静かに耳をかたむける。
ただそれだけだ。

2010年4月15日
サン・カシアーノ・イン・ヴァル・ディ・ぺサ
ジャコモ・タキス邸にて

Dscn4022_1_5
   

|

2010/04/15

RISTORANTE SETTEMBRINI  リストランテ セッテンブリーニ

Dscn3837_1

久々の『セッテンブリーニ』。
ローマ市内の高級住宅地マッツィーニ広場近くにある比較的新しい
レストラン。
ここはインテリアや照明が特に気に入っているお店で、外のテーブル
でも食事できる気候になってきましたが、室内の席を予約。
もともと『カーザ・ブレーヴェ』という街中にあるワインバー兼ショップのワイン

マニアの元店長がソムリエをしていて、他のお店には
あまりない独特のワインリスト。シャンパンなどのフランスワインが結構
揃っています。そして自然派ワインがかなりの部分を占めています。

ボトルでは頼まず、いろいろなワインをグラスで楽しむことにしました。

Dscn3807_1

まずはアルトアディジェのビオディナミの白。
ALOIS LAGEDER -Beta Delta 2008
シャルドネ&ピノ・グリジョ。

Dscn3800_1

つきだし
「イワシの酢漬けナスのクリーム」
マリネの酢加減が絶妙。

Dscn3804_1

前菜
「ひめじのソテー生うにと春の野菜添え」
結構ボリューム感のあるアンティパスト。
生うに、サラダ、パン粉のソースが下に隠れています。

Dscn3809_1

パスタ
「そら豆のラビオリ、ボンゴレ添え」
パスタは注文していなかったのですが、突然キッチンからのプレゼント。
お店が混んでいて前菜やワインが遅れてしまったのでその埋め合わせ
として持ってきてくれたようでした。
サービスのテクニックですね。
ラビオリの中のそら豆のクリームが甘くやさしい春の味わいで印象的。
卵たっぷりの黄色い手打ちパスタ。

Dscn3812_1

今夜は魚ベースのメニューばかりですが、味付けがしっかり
しているのもあってここで赤ワインにチェンジ。
ブルゴーニュ、日本でもお馴染みのメーカー。
LUOIS JADOT
Margon Chateau des Lumieres Bellevue 2006
ガメイ100%。

Dscn3816_1

セコンド
「鯛のソテー、タイ風ソースとセミドライトマト添え」

実はイタリアのレストランで切り身の焼き魚がおいしかったことは
意外と少ないのです。
皮はニュルっと、身はパサパサというパターンが多いのです。
これはそれなりにレベルの高いレストランでもです。
おいしい生の魚はどこでも食べられるようになりましたが、よくできた
焼魚にはなかなか出会いません。
火の通し方のテクニックは日本の方がずっと上。

今夜の鯛の切り身は皮はカリッ、身はジューシー。
これですよこれ!
ココナッツミルクベースのとろりとしたソースと、アクセントのドライ
トマトもよくマッチしていてお見事。

Dscn3824_1

トスカーナの自然派ワイン、 LE COSTE ROSSO 2004。
2004ヴィンテージなのにブドウ果汁そのもののようなフレッシュさ。
サンジョベーゼ100%。

Dscn3827_1

チーズ盛り合わせに生姜と洋梨のジャム。
どのチーズもひとくせもふたくせもありステキなセレクト。

2人で130ユーロなり。
平日の夕食でしたが次から次と人が入っていました。
決して安いお店ではないのですが、やはり本当においしいところには
人が集まるということですね。
弁護士や会計士事務所がたくさんある立地がら、ネクタイにスーツ姿
のシニュョーレたちが大半を占めていました。

料理、雰囲気ともにレストランマニアにはお勧めのお店。

Dscn3839_1

**************************

RISTORANTE SETTEMBRINI

リストランテ セッテンブリーニ

*****************************

|

2010/04/13

MANGIA ! MANGIA ! 『HOME FOOD 協会』

11frugal_ca0articlelarge_3

「家庭で作られる郷土料理の文化を広め、深める」という目的で
作られたボローニャ発信の『ホーム・フード協会』。
協会には2通りのどちらかの会員になることで参加することができます。
1つは自らの家庭に伝わる郷土料理を提供するつまり招待する側、もう
1つは招待されそれを味わう側。
なんとなんと楽しい集まりではありませんか!
しかも農水省、エミリアロマーニャ州、ボローニャ大学共同のプロジェクト。

本日さっそく入会いたしました。
もちろん「招待される側」に。
入会登録は協会のHPに自分のデータを送り、協会の審査をもって完了
します。
自分のデータとともに同意書送信もあってそれがちょっと面白かったので
すが「招待された家に時間通りに行くように」とか、「招待客として態度や
会話に失礼のないように」など小学生レベルの同意項目。
でもイタリア人には必要です。
SI(YES)とNOのボタンがあり、1つ1つ心してクリックしました。

イタリアの家庭に伝わるマンマの伝統料理。
この”国文化”に実は以前からクビをかしげていたことがあります。
今までイタリア家庭の食卓に招かれ、マンマの手料理に舌鼓を打つこと
数知れずなのですが、私達の年代(若い世代の?)女子(男子も含め)は
料理ができない、という人が大半。もしくはできてもごくごく簡単なもの。
もちろん玄人レベルの料理ができる人にも会いましたが片手で数えるほど。
「イタリアマンマの手料理の歴史はここで終わるのか」、「イタリアは今後
何を世界に自慢できるのか」と心配させられること大アリなのです。
自分達のお母さんから以前の世代の女性はほとんど外で仕事をすること
がなかったので、家庭での仕事=料理が彼女達の唯一の活躍の場となり
料理のうまいお母さん達がたくさんいるのはわかるのですが、今時代が
変わってどんな便利になろうと、女性が社会に出ようと、この国がマンマの
手料理文化を失うのはあまりにも国レベルで損失が大きいと思います。
そんなイタリアの現状にこの『ホームフード協会』は非常に有意で時代に
あったプロジェクトでないでしょうか。
これはほかの州もやるべき!と思います。

友人や知り合いでない、他人の家庭の伝統料理を味わうというのもちょっと
好奇心がかられます。
さらに金利目的もないので純粋に「この味を伝えたい!」という家庭の誇り
を見せてもらえるのですからこれは面白そうです。
その料理を味わいながらどんな話が聞けるのか考えただけでわくわくして
きました。

協会からの返事を心待ちにしています!

******************************

HOME FOOD 協会

******************************



|

2010/04/11

PRUNOTTO OCCHETTI NEBBIOLO D'ALBA DOC 2006 プルノット オッケェッティ ダ アルバ

Dscn3776_1

「プルノット社」は1904年に故アルフレド・プルノット氏が創業。
もともとは協同組合でした。
アルフレド氏が引退したあと、ワイナリーは彼の友人である兄弟
に渡り、さらにその後90年に『ティニャネッロ』などを生み出した
イタリアの有名ワイナリー「アンティノーリ」が完全に買い取った形
ワイン事業を引き継いでいます。

アルバ周辺にある5つの畑の面積はあわせて50ヘクタール。

「プルノット」のワインはバルバレスコやバローロは必ず試飲会や
ワインイヴェントに出てくるので、こちらの高級ラインの方が飲む機会
が多く、かえってセカンドラインの「ネッビオーロDOC」などに会う
機会は少ないのです。
たまたまよったワインショップでみかけ衝動買い。
週末の友人宅のディナーへ持参しました。

PRUNOTTO OCCHETTO NEBBIOLO D'ALBA DOC 2006 (15ユーロ)

スミレの香りにラズベリーやチェリーの酸味。バニラや樽香がしっくりと
溶け込んだやわらかい味わい。バランスよく飲みやすい。このヴィンテージ
はちょうど今飲み頃か。

あくまで個人的な感覚に過ぎないのですが、このワインを飲んで思うのは
やはりアンティノーリ家の手のかかった他地方のワインと似ているということ。
このネッビオーロを一口飲んですぐにプーリア州にあるワイナリー「トルマレスカ」
のワインが脳裏によぎりました。ここも同社の経営でプーリアの独特のブドウ
を使って南イタリアの地で作ったワインですが、このワインとそっくり。
アンティノーリのキャンティやウンブリアのワインとも同系の味です。
同社は北、中部、南イタリアでワイン作りをしていますが、どこも同じメーカーの
樽や醸造機器を使っているのでしょうか。栽培技術なども統一されているので
しょうか。某有名エノロゴの手がけたワインも全国どこで作っても味が似ている
のと同じことでしょうか。

礼儀正しい優等生よりも、社会のアウトサイドをいってるような人が好きです。

それにしてもここ最近、ランゲ・ネッビオーロのいろいろなメーカーのものを
飲んでいますが同じタイプのワインでも作り手によってこれほど違うという
面白さ。
もっといろいろ飲み比べてみたいと思います。


|

2010/04/08

LUIGI EINAUDI LANGHE NEBBIOLO 2007 ルイジ・エイナウディ ランゲ ネッビオーロ

Dscn3710_1

トスカーナの海岸沿いの村ヴィアレッジョにて、新築の友人宅での
イースターの夕食。
ディナーのお土産に「ルイジ・エイナウディ」の『ランゲ・ネッビオーロ
2007』を持っていきました。

このワイナリーはピエモンテ州はドルチェットの産地ドリアーノ村に
あります。バローロ村にも畑を所有していて数種類のバローロも
生産しています。
ワイナリーの創立者、故ルイジ氏(1874-1961)はイタリアの2代目
大統領。彼が23歳のときに購入した土地で現在でもワイン作りが
行われています。

同ワイナリーではランゲを2種類生産しています。1つはカベルネ
ソービニオンとメルロ、バルベーラ、ネッビオーロの4種をブレンドした
『ランゲ・ロッソ』。バリックで18ヶ月熟成したバニラ香の漂う現代的な
味わいに、メーカー名が赤のペンキでボトルに描かれたこれまたモダン
アート的なボトルデザイン。こちらのランゲの方が有名でお値段もはる
のですが、個人的にはクラシックな作りの『ランゲ・ネッビオーロ』の
方が圧倒的に好き。
その当時、大統領のルイジさんもこちらのネッビオーロのランゲを飲んで
いたような気がします。

12ヶ月大樽と小樽で熟成。干しブドウやチェリーのチャーミングで甘い果実
香たっぷり。若さがありながら細やかなタンニンで全体的にやわらかい飲み
心地。

大統領の故ルイジ氏の孫、ルドヴィーコ・エイナウディ氏は現代クラシックの
作曲家&ピアニストで、彼のコンサートに行ったことのある友人がたまたま
CDを持っていたので、エイナウディの旋律を聴きながらエイナウディのワイン
を飲もうということになり、なんとも贅沢なディナーとなりました。

****************************

PODERI LUIGI EINAUDI
ポデーリ・ルイジ・エイナウディ

LUDOVICO EINAUDI
ルドヴィーコ・エイナウディ

*****************************

|

2010/04/03

イースター祭 PASQUA

Dscn3697_1

明日の日曜日は復活祭。
月曜日は復活祭後の祝日。
週末は旧友の住むトスカーナ海岸沿いの街
ヴィアレッジョに行ってきます。

また一人で留守番することを察知し、テラスでイジけるラモ。

|

2010/04/02

チーズの殿堂 『LA TRADIZIONE ラ・トラディツィオーネ』

Dscn2940_1_2

ローマ市内北部のチプロ地区にある高級食材店『ラ・トラディツィオーネ』。
この街にはいろいろな食材店がありますが、チーズとサラミの品揃え
に関してはローマ広しといえど、ここの右に出るものはどこにもない!と
いうお店。

Dscn2932_1

『ラ・トラディツィオーネ』はレンツォさんとヴァレンティのさんの2人兄弟が
経営する老舗。ウンブリアに小さな自社工房があり、そこであらゆるチーズ
の熟成も行っています。
お店で販売されているチーズは、自社工房のもの、イタリアのほかの
地方から仕入れたもの、海外の輸入チーズとゆうに300種類は超えます。
たとえば青カビチーズだけでも何十種類とあるのです。
あまりにもいろんなチーズがあるので、選ぶ時にはレンツォさんが少し
ずつ「食べてみな」って感じで味見させてくれます。
ちょっと迷ったフリして2回味見させてもらったり。
そしてチーズにあわせた自家製のジャムやムスタルダまでが量り売りされ
ています。
これはカルバドスでウオッシュしたカマンベール。
かなり濃厚な味わいで、独特な臭みがたまりません。

Dscn2943_1

サラミとハム類もチーズに負けず劣らずすごい品揃え。
この小さな店に天井から床までぎっしり詰め込まれています。
イタリア全国の名物サラミはなんでもあり、特殊なものはバローロのワイン
に漬けた豚のサラミや、血のサラミ、馬やトナカイのサラミまで。
まさに珍味佳肴のオンパレード!

Dscn2935_1

レンツォさんはスローフード協会ラッツィオ州の会長さんで、ここで月1度
チーズのセミナーなども行い、食べるだけでなく学ぶこともできる、まさに
チーズの殿堂なのです。

お勧めのチーズ4種、サラミ2種をゲットしてキャッシャーへ。
あらら、お値段も一流!

横で買い物をしているおばさん2人組みが「この店、うちの近所じゃなくて
よかったよー。近くにあったら毎日通いつめてこのおいしいチーズとサラミに
ダンナの稼ぎ全部使い果たしてたよ。」と肩をたたいて笑いあっていました。
ご馳走に囲まれてお財布とにらみ合いながら悶々と葛藤するおばさん2人。

わかるーその気持ち。うちも近所じゃなくてよかったー!

Dscn2945_1_2

*************************

LA TRADIZIONE

ラ・トラディツィオーネ

************************

|

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »