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2010/12/20

『SALVATORE DENARO サルヴァトーレ・デナーロ』に会いに

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べヴァーニャ村から隣村のモンファルコへ。向かった先はサグランティーノ
ワイナリー『ARNALDO CAPRAI アルナルド・カプライ』。

いましたサルヴァトーレ!
アポなしに訪問したので留守かどうかはわからなかったのですが、ダメもとで
呼び出したところ、満面の笑みで出てきてくれました。
サルヴァトーレはワイナリーで月一度のクッキングクラスを持っています。ただ
なかなか日程的にも参加が叶わず、彼のトラットリアも数年前に閉店された
ため、前から思っていた「どこに行けばサルヴァトーレの料理が食べられる
のか?」という疑問をぶつけてみました。彼の顔が一瞬輝いたと思いきや
「うん、それはだな、5分待ってくれ!」と一言残し、すごい早さでどこかに
消えてしまいました。その5分が15分になり、30分になり。。。1時間近く待た
されたあげく。
両手に大きなお皿を持ち赤い顔をしたサルヴァトーレが息をきらして走ってきました。
そうです。なんとキッチンに行って彼の料理を作ってきてくれたのでした。

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その料理は「ROCCIATA DI VERDURE ロッチャータ・ディ・ヴェルドゥーレ」。
野菜をパイ生地で巻きオーブンでさっくりと焼き上げたもの。
オリーブオイルでいためた野菜とパイ生地だけで作られたこのシンプルな料理。
この生地の外部はサクサクと軽く、中心部は野菜がしみこんでしっとりしています。
見事な食感と味わいのバランス。見かけはなんでもない料理ですが、一口食べて
唸るほどの絶品でした。
サルヴァトーレの腕をこの一品で納得。

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そして「CRESPIGNO クレスピーニョ」というタンポポの葉みたいな形の
面白い野菜のサラダも持って来てくれました。
1時間も待たせても自分の料理を食べさせようとしてくれたサルヴァトーレ。
夕食前というのにたっぷりとサルヴァトーレの料理を堪能。
そしてこのあと、サルヴァトーレが「ウンブリアに来たなら必ず行くべき。」と
いうオススメのお店の話をしてくれたので「うーん、一度行ってみたいな。」と
何気に返事したところ、その場で彼の携帯からそのレストランを予約してくれ
ました。さらに「子山羊とアーティチョークの煮込み」が絶品ということで予約の
電話でその料理ももう注文してくれたのでした。
ただ困ったのは、サルヴァトーレによるオススメ料理の説明の長いこと!
その料理がどういう食材を使いどんな調理法かまで話してくれるのです。
こちらとしてはもうかなり長居し遅くなったのでお別れの挨拶が喉まで来ている
のですが「アッ!それともう1つ!」と言ってまた違うメニューの話になり、立ち話
は永遠に続くのでした。

今までイタリア各地でいろいろな料理人に出会いましたが、サルヴァトーレ
ほど食べる喜びに溢れる人はみたことありません。彼の同業者である友人たち
のお店やその料理を全身で表現するサルヴァトーレの周りはいつも笑いが絶え
ません。彼のクッキングクラスが予約がとれないほど人気という理由がわかります。

いつか近いうちに必ず彼のレッスンに参加することを約束してやっとお別れ。
ワイナリーを後にし、急ぎサルヴァトーレが予約してくれたレストランのある

スペッロ村へ向かいました。

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COOKING CLASS WITH SALVATORE DENARO

ARNOLDO CAPRAI アルノルド・カプライ

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