« 農業離れでワイナリーが頭を抱えるブドウ収穫作業 | トップページ | トスカーナ キャンティ・クラッシコの夕暮れ »

2011/10/20

トラパニの郷土パスタ『BUSIATE ブシャーテ』

Dscn8224_1

シチリアにて「この料理ってイマイチだな。。」というような経験というのは
皆無。何度訪れてもこの地ではまずいものにめぐり合うのは不可能!
そんな極楽にて食したパスタ『ブシャーテ』。これはシチリアでも西海岸
側の郷土パスタだそうで太めの長麺をクルクルっと巻いた形。
今回どこのお店でもプリモのメニューに必ずあったこの手打ち麺、編み物用
の編み針をきしめん状の麺にあててクルッと巻きつけ形成することから
編み針に由来した名前がつけられています。
トラパニの典型的なパスタソース、ペーストトラパネーゼ(にんにく、アーモ
ンド、ミニトマト、イタリアンパセリを細かく刻んで混ぜたもの)だったのですが
このレストランではそれにさらに生ウニと海老が入ってました。
ウニが入るとクリーミーかつ濃厚になってかなり食べ応えあり。
クルクル巻いてある内側にもソースが入りこんでいます。
冷えた辛口のシチリアワイン『グリッロ』と合わせて何皿もおかわりしたい
美味。

実はこのパスタ、プーリアでも地元の郷土料理として食べたことがありました。
プーリアのマンドゥリアで食したのはラグーのソース。
ナポリの南部サレントでも同じパスタがあって、もっと他の地域でもこの郷土
パスタが存在するかもしれません。各地でパスタの呼び名と絡めるソースが
変わるだけでパスタは同じ。地方ごとにどんなに変化しても、昔は家で編み
物をするお母さんたちが必ずいて簡単にこのレシピが広がったのだと思います。
子供の服を編んでいた手を休めて「よっこらしょ」と暖炉から腰をあげ、今度は
編み針で食事の準備をするマンマたちの姿が目に浮かびました。 

|

« 農業離れでワイナリーが頭を抱えるブドウ収穫作業 | トップページ | トスカーナ キャンティ・クラッシコの夕暮れ »

美味食材 - DELIZIE DELLA TAVOLA」カテゴリの記事