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2012/04/21

スロベニアワインに萌え『MOVIA モヴィア』

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このところスロベニアワインにはまっています。

イタリアの酒屋でも、このごろはフリウリワインの棚にスロベニア
ワインがたくさん並ぶようになりました。それらは中堅どころの
ブルネッロやバローロと変わらない値段で販売されているものも
あり高級ワインの位置付けです。

四国と同じくらいの大きさの国スロベニア共和国。
ここは紀元前6世紀ごろから行われていたワイン造りの古い歴史が
あります。北にはアルプス、西にはアドリア海、地形と気候は変化に
富んで、ブドウ造りに適した土地条件がそろっています。
さらに北はオーストリア、西にイタリア、東にクロアチアと異なる国に
囲まれていろいろな文化的影響をうけているのもワインに反映して
いておもしろい。
スロベニアワインはヨーロッパにある他のワイン名産国と違い、大企業
メーカーが少なく、ほとんどが家族経営の小さなつくり手がほとんど。
またその生産量も大半が国内で消費されているというのも、ますます
興味をひかれるところ。アメリカ市場向けのワインつくりをするワイナリー
がたくさんあるどこかのお国とはぜんぜん違うのです。
SUTORスートール』や『EDI SIMCIC エディ・シムチッチ』を初めて
飲んだ時のショック。隣接するフリウリ州のワインより格段にレベル
が高い!高すぎる!またそのラベルデザインのセンスのよさ。
ワインもラベルも芸術の域!「これってこれってどういうこと!?」と頭
の中がグルグルしました。

ローマの高級住宅地パリオリにある老舗酒屋『BULZONI ブルツォー
ニ』であけたMOVIAモヴィア『SAUVIGNON ソヴィニオン2007』。
このモヴィアのワインは98年ごろ、ローマの酒屋『TRIMANI トリマーニ』
の試飲会で初めて飲んだスロベニアワインであり、自然派ワイン。
そのころ、スロベニアワインも自然派ワインもまったく注目されておらず
わけがわからないまま参加したのですが、職人的なワイン造りのすごさ
ワインのおいしさ、何よりも生産者のアレスの人柄のおもしろさにもう目
からウロコ状態のセミナーだったのです。アレスがしゃべりすぎ
て2時間の予定のセミナーが4時間になり、30人ほどの参加者は爆笑
しっぱなしで、みんなくの字になりながら涙目でワインを飲んでいました。
14年前のこの試飲会、あとにもさきにもこんなにおもしろく盛り上がった
セミナーはなかったという忘れられない思い出。今考えると、アレスのよう
な人にワインの道に引き込まれたのかも。

イタリアワインの名産地フリウリ州の中でもトップクラスのワインが生産され
ている、ゴリツィア地区があります。ここにくっついてすぐとなりがスロベニア
の3大ワイン名産地の一つプリモルエ地域。MOVIAモヴィアはイタリアのゴリ
ツィアとプリモルエ地域のブルダにまたがった形で畑を所有しています。
つまりワイナリーはイタリアとスロベニアの国境上にあるのです。

『SAUVIGNON ソヴィニオン2007』を抜栓。
アロマがすごい!
その芳香も”トマトの葉”や”ネコのおしっこ”と言われる典型的なあのグリーン
系の香りではなく、もっとトロピカルかつ柑橘ジャム系。言われなければ
ソービニオンと思わないかもしれません。
MOVIAの徹底した造りとは、まずブドウを収獲時から2時間以内に発酵作業
を開始。発酵はステンレスタンクでなくバリックで。その後18ヶ月バリックで
熟成。
ブドウを遅摘みをしていることからもこの凝縮感があるのかも。
変化し続ける芳香に、ブドウの生命力を感じる複雑味、口の中での味わいの
広がり、グラデーションがすごい!

萌えー!!!

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MOVIA モヴィア

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