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2012/06/19

『L'ANGOLO DIVINOランゴロ・ディ・ヴィーノ』フランス白ワイン4種試飲会

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ローマ中心街カンポ・ディ・フィオーリにある『ランゴロ・ディヴィーノ』。
最近わりとよく行くようになったこのワインバー。
なかなかここの品揃えが気に入っています。わりとしょっちゅう新しい
生産者のものが入っているのと、オーナーのマッシモが1本1本詳しく
説明してくれるところもグッド。

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このワインバーでソムリエCRISTIANO RIZZUTOクリスティアーノ・リッ
ツゥート氏によるフランス白ワインの試飲会(40ユーロ)がありました。
試飲ワインは写真左から下記のとおり。

①CHATEAU LA LOUVIERE 2000
ボルドー南部にあるアンドレ・リリュトン氏のワイナリー。
85%セミヨン、15%ソーヴィニオン。
輝く黄金色。2000年は暑い年だったそうですが、それにしても12年
たっているとは思えないフレッシュ感に驚き。柑橘系のフルーツ味に
ミネラル感。こういうのはイタリアワインにはない表情。

②CHABLIS GRAND CRU VAUDESIR LA CHABLISIENNE 2004
お次はブルゴーニュのシャルドネ。わりと大きな共同組合が生産する
シャブリ。シャブリは最低7-8年たってからのほうがよいとのクリス
ティアーノ氏の言葉通り、ちょっとまだ飲むには若い。それでもシトロン
の典型的なシャブリの芳香にバニラ、いぶしたような香りがとても心地
よい飲み口。タンニンも感じる。

③HERMITAGE CHANTEUSE ALOUTTE CHAPOUTIER 2000
赤では、シラーやグルナーシュなどローヌ地区の在来品種100%のワイン
が有名な生産者。350ヘクタールの自社畑すべてがビオディナミ製法。
ここのマルサンヌ品種100%の白。

マルサンヌ品種ってイタリアワインでは聞いたことがないのでどんな
ワインかな、と楽しみにしていたのですが、これなんとも不思議なワイン!
まず香りがりんごジュースのような甘いフルーツ香なのですが、飲んで
みると予想を反して辛口。香りだけ嗅ぐと甘口ワインのようなのに意外
な展開。このワインのドラマ性には圧倒されました。
そしていかにもマセラシオンが長そうなタンニンありの白。ミントや
ライムのフレッシュ感にアーモンドのような後味が残る。
そして始めてみた点字入りのラベル。このワインにはやられました。

④PINOT GRIS VENDAGES TARDIVES HERRENWEG ZIND-HUMBRECHT 2004
アルザスのデザートワイン。
こちらもビオディナミ製法。
アーモンドや甘く煮たフルーツを思い出す香り。それでもしっかりした
酸味たっぷりで重たい飲み口はまったく感じずキレイなバランス。
香りといい後味といい心打つ高級感にため息。

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さてさて、この試飲会のよかったのはワインだけでなくお料理も。
1本目と2本目のワインに合わせて出てきたのは『マウロ・セコンディ』
という知る人ぞ知る手打ちパスタ専門店のパスタ
を使った季節の野菜のティンバッロ。
ティンバッロとは詰め物という意味ですが、ラザニアのように生パスタ
生地にズッキーネやにんじんを挟み込んで焼いたもの。
見た目はなんてことないのですが、この料理のおいしさには驚愕しました。
卵がおいしいからなのか、セモリナ粉がいいのか、このパスタ生地の
おいしさがどこから来るのか知りたーい!!!
食感、口当たり、甘み、絶品で無言でぺロリとたいらげてしまいました。
同じテーブルの人たちも口々にみんな絶賛。

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3本目のワインに合わせて出されたこちらも忘れがたい料理。
インディーヴィアという葉野菜といわしの重ね焼き。
干しブドウと松のみが入っています。これはローマ料理の基と
なったユダヤ料理のひとつ。
マッシモのお母さんの手料理です。
以前に何度かレストランで食べたものよりもたっぷりいわしが
入っていて好みの味わい。イタリア料理にしてはちょっと和食に近い
かも。この素朴なお料理は3本目のワインエルミタージュと抜群の
相性でひとくちひとくち満喫しました。

フランスワインはまだまだ勉強中なのでいつも発見がたくさんあって
ほんとに愉しい。でも難点はフランス語のワイン名が覚えられないこと!
ちょっとフランス語でも勉強するかー。
発音だけ。。。

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L'ANGOLO DIVINO アンゴロ・ディヴィーノ

Via dei Balestrari 12-14
Tel 06 6864413

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