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2012/11/30

宣伝しない店『ROMEO』ロメオ

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このところローマに続々と新しいお店がオープンしています。
その中でも一番話題になっている店、今誰もが「行った?」と聞くのが
『ROMEO ロメオ』。2週間前ほどにオープンしたできたてほやほや。
で、行ってきました。ディナーに。
なぜにこれほど話題になっているかというと、このお店は日本でも有名に
なりつつある『ロショリ』のオーナー兄弟と、トラステヴェレの1ツ星レストラン
グラス・オステリア』の女性シェフクリスティーナ・ボウエルマンのコラボレー
ションで誕生したお店なのです。
場所はコーラ・ディ・リエンツォ通りの近くにあるわき道に、ひっそりと。
これがですね、入り口は地味なのですが中に入るとその広さとモダンな
インテリアに驚きます。もともと車の修理工場だったそう。
壁やテーブル、椅子は黒で統一。テーブルクロスはなくプラスチック
の黒いマットのようなものがテーブルセットに使われていました。

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『ロメオ』のいいところはいろいろな使い方ができるところ。
ロショリの厳選食材販売コーナーがあり、買い物だけでもできるし
アペリティーボ、ランチ・ディナーと自分の用途にあわせて好きな
時間に来店できます。
イタリアで小売販売コーナーと食事ができるところが一緒になって
いるお店は比較的少ないのです。

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メニューは『ロショリ』と同じく極上のモッツァレッラや高級生ハムの盛り合
わせあり、ボウエルマンによるオリジナル性の高い、でも基本のしっかりし
た料理ありで、なかなかよい!
店内が暗くて写真がわかりづらいのですが、注文したのは牛ホホ肉の
煮込みと栗とジャガイモのピュレ添え。
ほろほろにやわらかく煮込んであり、でもしっかり肉のうまみもジューシー
に含まれていて満足の一品。
実は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ+パネットーネ」というパスタ料理
が食べてみたかったのですがあまり胃の調子がよくなかったことがあり
パス。次回はこれを食べてみたい。

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ワインはレトロなラベルが気に入ったモンサントの「キャンティ・クラシコ
・リセルヴァ2008」。ブーケが素晴らしく期待させられたわりに、割と
重く硬い口当たり。なんだこのアンバランスさは?という感じのワイン。
飲み越しにボディ感がありすぎてグラス2杯しか飲めなかったのが残念。
まだ飲むのが早かったのかなあ。
このところ飲んだあと、食べた後に胃がもたれやすくなっているので
いかに体内に重く残らないかがおいしさの判断基準になってきた。

このお店でいい印象を受けたのは若いスタッフたちのサービス。積極的
だけどでしゃばらず、遠くからでも目を配らせるというような、ローマでは
ほとんどありえない対応。よほどしつけられているのでしょうか。
この前の9月に東京のデパートでフェアを行ったロショリ。大盛況だったそう。
その仕事で東京に行ってきたというカメリエーレが来年3ヶ月日本を旅行す
るという計画をしていて、それほど日本の虜になったという話をしてくれました。

車で来る人には大朗報なのが、このレストラン駐車場があるのです。
食事をする人は無料でとめられます。『ロメオ』はものすごい賃貸料
を払っているそうですが、なるほど、駐車場を持ってるからなんですね。
でもこれがローマという街でレストラン経営を成功させる鍵。
どんなおいしい店でも駐車できる場所がないので、お店に着いたのは
いいけど、誰かが出るまで店の周りを延々にぐるぐる運転し続けなけ
ればならないという拷問が多々起こります。これは客足が遠のくんですね。

1年以上前からオープンの噂のあったこのお店。
実は内緒内緒でオープンしたのです。
それが彼らの宣伝方法だったんですね。
これが見事にあたってローマノたちに噂が一挙に広まったというわけ。

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ROMEO Chef & Baker

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