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2013年6月

2013/06/29

京都出町『ふたば』の名代豆餅

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京都に帰って食べたいもの、絶対に外せないのが『ふたば』の豆餅。

このお店のある出町柳の商店街の近くに子供のころ住んでいた

なつかしさも手伝ってか、どんな有名デパ地下にあるおまんじゅうも

ここの豆餅にはかないません。

創業は明治23年。というと1890年。名物の豆餅には北海道富良野

の赤エンドウと十勝産のあずき、滋賀県江州羽二重もち米が使われ

ています。

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真っ白な制服がまぶしい売り子さん。とにかく常に行列ができて

いるのでものすごくテキパキした手さばきなのですが、接客は

ゆったりとした京都弁なところがまたいい感じなのです。

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店の奥で職人さんが作った豆餅は木箱に詰めて店頭に運ばれて

きます。そこから売れた豆餅をひとつひとつきっちり詰めていく売り子

さん。なぜか無償にやってみたくなるこの作業。でも味見したい欲を

おさえるのは、こりゃ辛そう。

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豆餅以外にも、京都の季節の和菓子が売られています。

素朴な普段のお菓子が並ぶ昔ながらのショーケース。

いまどきのオシャレなパッケージはありませんが、家に持ち

帰る前にその場ですぐにほおばりたくなるようなこの形姿。

豆餅に並んでみな月もまた忘れがたいおいしさ。

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やわらかいけど弾力のあるお餅に包まれたあっさりとした

あんこ、塩の甘みを感じる固めの黒い豆。1個170円なり。

いつの時代も京都最高の銘菓です。

職人さんがつくる豆餅の工程が見られるサイトがありました。

こちら→季節の口福菓子

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出町ふたば

京都市上京区出町通今出川上がる青龍町236

Tel 0752311658

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2013/06/27

京都 雨季の真如堂

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7ヶ月ぶりの一時帰国。前回ここを訪れたのは紅葉の秋。

もみじの色で全く変わるお寺の顔色にうっとり。

あーやっぱり京都はいいなー。

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2013/06/18

『ラ・ペルゴラ』のマンゴカクテル

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『ラ・ペルゴラ』の初夏のラウンジバーの楽しみはローマが一望
できるテラスとトロピカルなカクテル。
レストランでの食事ではなく、このバーでアペリティフをするため
だけに来る人も結構います。ローマ市内でもちょっと街中の喧騒
から離れた高台の緑の中にあるので、開放的な気分になれるの
です。
このカクテル、材料はラム、マンゴジュース、シチリアオレンジに
ラズベリー果実、そしてアガペシロップ。
すっきりフレッシュで南国の雰囲気いっぱい!
アガペシロップというところがさすが『ラ・ペルゴラ』。
料理だけでなくアペリティフドリンクまでヘルシー。

おつまみはハインツ・ベックのフィンガーフードが楽しめます。


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2013/06/14

サ・味見

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6月の中旬になってやっと夏日となったローマ。
日本の梅雨みたいな長い雨季が終わったかと思うと突然
の晴天と猛暑。
ローマの三つ星レストラン『ラ・ペルゴラLa Pergola』でも
今年はテラス席が通年より20日ほど遅れてやっとオープン。

こちらは本日の料理をチェックするシェフハインツ・ベック。
じっくり味見ではなく、試食もコメントも的確でテンポが速い!
味見一つもプロの仕業。

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LA PERGOLA ラ・ペルゴラ

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2013/06/09

『割烹よしこ』の和洋のおもてなし

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友人T子の誕生日&ローマ在住10年記念ということで
巷で『割烹よしこ』とよばれるよしこさん宅での祝賀ディナーへ。
よしこさんの家に一歩入ると、出汁と切花からくるのか、檜のカウ
ンターにいるような高級割烹のあの匂いが。この清爽な香りをかぐ
と自然と姿勢を正して席に座りたくなるようなすがすがしい気持ち
になりますねえ。
『割烹よしこ』のディナーはもうこの匂いから始まっているのです。
ちょうどこちらも(醸造から)10年たった「DOM PERIGNON 2003」
でまずは乾杯。

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よしこさんがコレクションしているエジプトの作家の陶器で
出てきた枝豆。このうつわ、日本の盃洗を思い出させます。

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塩豚。豚肉を1週間近く塩漬けにして蒸し焼きにしたもの。
塩加減もちょうどよく、噛み応えもしっとりとしています。
何もなしでもおいしいのですが、白髪ネギと醤油をたらすと
豚の甘みがより感じられました。

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生の帆立とウニ、もう一つはアンチョビを絡めた厚揚げの
ブルスケッタ。
帆立とアンチョビが絶妙なハーモニー。
厚揚げのなんともやさしい風味もよくあいます。
こういうよしこさんの一品は、味のパズルのように素材を組み
合わせる遊びの楽しさを教えてくれます。

ここでコート・デュ・ローヌの白ワイン「SAINT COSME 2011」。
アタックにわりと凝縮感のあるミネラル、アルコールを感じます。

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お抹茶のようなモスグリーンの一品は、冷製ソラマメのすり流し。
これは感動的でした。
ソラマメの苦甘いコクと出汁。とろみのあるなめらかな飲み口。
シンプルだけど奥深い。
いつか自分でも作ってみたい一皿です。

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さば寿司です。
しめさばをきゅうりとラディッシュと一緒に卵でまいたもの。
隠し味の生姜がいい仕事しています。
なんてステキな初夏の一品でしょうか。
ポン酢のジュレと。

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なすと海老のたいたん。
懐かしいおばんざいです。

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里芋の煮っころがし。
イタリアではトマトソースのパスタでシェフの腕がわかるといい
ますが、日本ではやっぱりこれですね。
出汁のおいしさをしみじみ感じました。

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ワインはオルヴィエート近郊のワイナリー「SERGIO MOTTURA」
の『POGGIO DELLA COSTA 2011』。グレケット100%。
このワイン長年飲んでますが、本当に飽きの来ないおいしさ
で和食にも合うのです。
コストパフォーマンスも抜群で大好きな1本。

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本日のメインはこれ。
エアーフライヤーという油を使わずにできるフライマシンで
作った鶏のからあげ。
確かにまったく油っこさがなくさっぱりと仕上がっていました。

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よしこさん曰く、素材自体に油を含んでるものがおいしく
できるそう。
油を一切使っていないと聞いて、どんどん食べてしまいました。
これってあんまりダイエット効果なし?!

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そしてこの鶏のからあげのために作られたような、というと
大げさですが、酒でもなくビールでもなく、もうこれの右に出る
ものはない、と叫びたくなるくらい相性抜群だったブルゴーニュの赤。
「DOMAINE D'ARDHUY」の『BOURGOGNE RUGE』。
このクラスでこれだけおいしいのだから、一度同じワイナリーの
グランクリュを飲んでみたいものです。

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ごはんと一緒に出てきたぬか漬け。
ローマでぬか漬けを作る人も本当にいるんです。

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カラダの細胞1個1個にしみこみました。
あさりの赤だし。
もう言葉なし。

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このディナーで5名で飲んだワイン。
ドンペリニオンで始まり、ブルゴーニュの白1本、赤2本
イタリア白1本に最後はグルジアワインの赤。
お料理がおいしかったからこそスイスイ飲んでしまいました。

『割烹よしこ』ではいつもメニューの構成、素材の組み合わせ、そして
ワインの合わせ方など感服するものがあります。ひとつひとつ5感で
堪能したあとに、また自分もやってみたいという衝動がわいてくるのです。
これだけのディナーをオーガナイズするのは仕入れの段階から大変
ですが、食べた人をこれだけ満たされた気持ちにできるならすごいもんです。
これほど料理のおもしろさやおもてなしを教えてくれた人、よしこさん
に感謝。

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