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2014年2月

2014/02/26

ローマ自然派ワイン試飲会『VINAIOLI NATURALI A ROMA』

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今年で第6回目となるローマの自然派ワイン試飲会。
2日間にわたってヴェネト通りのエクセルシオールホテルで行なわれ、イタリア
さらにフランスやオーストリアなど含め100社以上が参加しました。
通年ものすごい人が押し寄せるので、会場に早めに行ったところ、3つのホール
は意外とガランとしていました。
はげしくおしくら饅頭をしていた自然派ラヴァーはどこへ行ったのかなーと思い
ながらグラス片手に試飲開始。
イタリアでは未だ賛否両論の”自然派ワイン”というカテゴリー。
賛成派、反対派の論争は聞き飽きるほどあっちこっちで飛び交っています。
で、今回のイベントではあくまで個人的な感想として、ひどいものが多
かったー。
特に酸化臭がものすごいもの、これはないんじゃないの?ってほど濁っている
もの、どんな食事も台無しにしてしまうようなワインが多々ありました。
ワインってなんなの?と考えた場合、”飲む人を心地よくさせるもの”というのが
大前提だと思うのですが、そういう一番基本的なところから大幅にずれて
宗教論の古本みたいなワインがごろごろしてました。
それらがどんなすごい手間のかかったワイン造りをしてようが飲む気がしないと
言うと、アンチ自然派ワインととらえられてしまうのもなんだかなー。
ランゲピエモンテの『CAVALOTTIOカヴァロット』(最高!)や『RINALDI リナルディ』など
自然派の枠を超えて素晴らしい造り手が存在する中で、不出来なワイナリーとのあまり
の品質の差に愕然。

参加ワイナリーは下記の通り。

Amerighi Stefano- Toscana

Ar.Pe.Pe.- Lombardia

Az.Agr. Dos Tierras- Sicilia

Jacques Beaufort- Champagne - Francia

La Biancara- Veneto

Bonavita- Sicilia

Podere Le Boncie- Toscana

Campi di Fonterenza- Toscana

 Az.agr. Calcabrina- Umbria

CARUSSIN- Piemonte

CASA BELFI- Veneto

 Casa Caterina- Lombardia

Casebianche- Campania

AZ.AGR MARIA PIA CASTELLI- Marche

AZ.AGR I Cacciagalli- Campania

 Az.agr Casale - Toscana

F.LLI CAVALLOTTO - Piemonte

 Az.agr Il Censo - Sicilia

Damiano Ciolli- Lazio

Castello Conti- Piemonte

Castello di Verduno- Piemonte

Az. Cirelli- Abruzzo

I CLIVI- Friuli Venezia Giulia

CONSORZIO I DOLOMITICI- Trentino:
-CASTEL NOARNA
-CESCONI
-ELISABETTA DALZOCCHIO
-ELISABETTA FORADORI
- EUGENIO ROSI
-MASO FURLI
-GINO PEDROTTI
- FRANCESCO POLI
-VIGNAIOLO FANTI
-VILAR

CO.VI.BIO:
-Az.agr. De Fermo- Abruzzo
-
Casa Wallace- Piemonte
-
Masiero Gianfranco- Veneto
-
Vigneto San Vito- Emilia Romagna
-
Tenuta Selvadolce- Liguria
-
Voltumna- Toscana

CONSORZIO VINI VERI:
-Augusto Cappellano- Piemonte
-Az.agr. Paolo Bea- Umbria
-Casa Coste Piane- Veneto
-La Castellada- Friuli Venezia Giulia
- Ezio Cerruti- Piemonte
-Salvatore Ferrandes - Pantelleria - Isole Eolie
-MASSAVECCHIA- Toscana
-OASI DEGLI ANGELI- Marche
-Dario Princic- Friuli Venezia Giulia
- Giuseppe Rinaldi- Piemonte
- Eugenio Rosi - Trentino
-Trinchero- Piemonte
-Paolo Vodopivec - Friuli Venezia Giulia
-ZIDARICH - Friuli Venezia Giulia

Charles Dufour- Champagne - Francia

ELVIRABIO- Veneto

 ANTONIO FANCELLO- Sardegna

Az. Vitivinicola Fontorfio- Marche

Pierre Frick- Alsazia - Francia

GARLIDER- Alto Adige

 Vittorio Graziano- Emilia Romagna

GRIFALCO DELLA LUCANIA- Basilicata

 AZ. AGR. GUELI- Sicilia

 Renaud Guettier- Loira - Francia

 Az.agr. Giovanni Iannucci- Campania

JO LANDRON- Loira - Francia

 Az.agr. Macea- Toscana

I MANDORLI- Toscana

Cantina Margò- Umbria

MEYER-FONNÉ- Alsazia - Francia

 Az. Agr. Giuliano Micheletti- Trentino

 Weingut Molitor Rosenkreuz- Mosella - Germania

Cantina Morone- Campania

Cantina Madonna della Grazie- Basilicata

MARCO SARA- Friuli Venezia Giulia

Andrea Occhipinti- Lazio

Az. Agricola Pacina- Toscana

LA PALAZZOLA- Umbria

EMIDIO PEPE- Abruzzo

AZ. AGRI-BIO STEFANIA PEPE- Abruzzo

CIRO PICARIELLO- Campania

Azienda Poggiolella- Toscana

PRAESIDIUM- Abruzzo

WEINGUT PRANZEGG- Alto Adige

Ferdinando Principiano- Piemonte

 WEINGUT Pretterebner- Austria

 PUNTA DELL'UFALA - Sicilia

az.agr. QUARTICELLO- Emilia Romagna

Redondèl- Trentino

San Giovenale- Lazio

PODERI SANGUINETO- Toscana

az.agr. Skerk- Friuli Venezia Giulia

 SANTA FELICITA - Toscana

CASCINA TAVIJN- Piemonte

Terroir Marche:
- Aurora
- Fiorano
- La Distesa
- La Marca di San Michele
- Pievalta

FRANCO TERPIN- Friuli Venezia Giulia

Trediberri- Piemonte

 Uvatantum- Sicilia

VALCERASA BONACCORSI- Sicilia

Vigneti Vallorani- Marche

Hervé Villemade- Loira - Francia

VinoLauria- Sicilia

CONSORZIO VINTESA:
- Antica Enotria- Puglia
- Camparo - Toscana
- Castello di Stefanago- Lombardia
- Fattoria Castellina - Toscana
- La luna del Rospo - Piemonte
- Loacker - Alto Adige
- Punset - Piemonte

P.ZAMPAGLIONE, DON CHISCIOTTE- Campania


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自然派ワイナリーの先駆者、ヴェネトの『ラ・ビアンカイア』のコーナーを訪れると
いつも日本のインポーターであるヴィナイオータさんとの仕事を熱く語ってくれる
アンジョリーノさん。海外のインポーターとここまでの信頼関係を築けるというのは
メーカーにとって本望ですね。『ラ・ビアンカイア』が日本でこれほど知られる
ようになったのも、この信頼関係のおかげだといつも思わせられるのです。

1つのカテゴリーを築き上げた”自然派ワイン”という波動、今後さらにどう
展開するのか楽しみです。

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VINAIOLI NATURALI A ROMA ヴィナイオーリ・ナトゥラーリ

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2014/02/23

『ラ・ペルゴラ』の新メニュー”水の庭園”

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なんというみずみずしさ!なんという可憐さ!

素材が今にもお皿から飛び出しそうな、生命の息吹を感じます。
このお皿にスプーンを入れるのは、美しい絵のキャンパスを破る
かような勇気がいるのです。

グリーンのツブツブは、魚介出汁と香草、セロリをしみこませたタピオカ。
その下には生エビがひそかに隠れています。
見た目は夏のデザートのようなさわやかさ。
ところがその涼しげな外装とは裏腹に、口に入れてみるとタピオカのもち
もちっとした食感にキャビアのプチプチが絡まって、噛むほどに高級料亭
のお吸い物、もしくはカニすきを思い起こさせる和風味のハーモニー。
この意外な味のグラデーションに驚き!
地中海の華やかな装いに禅の風味。
なんという粋な一皿でしょうか?!
その名も”Giardino d' Acqua”。
英語訳”ウォーターガーデン”よりも日本語訳のほうがしっくりくる、ハインツ
ベックシェフの心躍る新メニューなのでした。

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LA PERGOLA  ラ・ペルゴラ

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2014/02/20

飲み収めは『QUERCIABELLA CHANTI CLASSICO 2011』で

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今年のイタリアは記録的な暖冬。
2月の中旬といえば、一年で一番冷え込む時期なのにローマ
では昼間は15℃から20℃近くまであがり、ダウンジャケットで
出かけると汗ばんでしまいます。暖房をつけた日も数えるほどで
街路樹にはちらほらとピンクの花が咲き始め、ちょっと気持ち
悪いほどのあたたかさです。
このまま春に突入するんでしょうか?

久しぶりに行ったセルジョの店。もう赤ワインの季節が終わり
そうなので、飲み収めに選んだのが『クエルチャベッラ』のキャンティクラシコ
2011。セルジョ曰く、このところ夏期シーズンのごとく、泡も
のや白ワインのほうが赤よりよく出るそう。

『クエルチャベッラ』といえば、90年代に一世風靡したスーパータスカン
ワイナリー。赤のカマルティーナや白のバタールなど、トスカーナIGT
を一躍有名にしたワイナリーの1つです。タンニンやバニラ香の強い存在感
があり、凝縮感たっぷりのフルボデイタイプだったのが、時代の移り変わり
によってすっかり変貌したこのワインに驚きました。

大きなグラスからチェリー、木苺のまだ甘酸っぱい感じのフルーツ香が
プチプチと飛び出してきます。かわいいー。繊細なブーケにきれいな酸味。タンニンは
黒子的存在。後味がエレガントでなんという飲み心地のよさでしょうか。

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ラベルを見ると”BIODIMANICA”ビオディナミ農法とあります。
『クエルチャベッラ』は90年代にスーパータスカンで大成功を経て、2000年
にはビオディナミ農法、自然派ワインへと移行していたのですね。
同じくスーパータスカンで名を馳せたキャンティの『カステッロ・ディ・ランポッラ』も
今はすっかりビオディナミワイナリーとして確立しています。

このところイタリア全土のワインがあの90年代のイケイケスタイルから、すっか
り伝統的な姿にシフトされ、それが定着しているのを感じます。
カベルネやメルロー、プティ・ヴェルドーなどの国際品種ブームももう下火。
イタリアならではの在来品種へのこだわりがさらに増殖しています。
熟成もバリックから大樽に変えたり、新樽100%使用を1年越しや2年越しの樽に
変更したりと、その方法はさまざまですが醸造よりもブドウの質つまり畑で
ワインのクオリティーの向上を図ろうとしています。一時もてはやされた”バトナージュ”
をおっぴらにやっているところはもう見かけなくなりました。
それにしても、バブル時代に投資されていたあの醸造コスト
は異常なものがあったのかもしれません。毎年使用したあとの樽を新樽に総入れ
替えすることだけでもものすごい金額です。
時代の変化、さらに地球の天候までも先が読めないこの状況で、どういうワイン
造りを行なっていくのか、いやーワインビジネスってほんとに大変な事業。
にもかかわらずイタリアワインの総輸出額は毎年新記録を出しています。
そんな話をしながら、セルジョが出してくれたおつまみがこれ、牛肉のカルパッチョ。
牛肉を加熱せず長期間赤ワインに漬け込んだもの。薄くスライスしたパルミッジ
ャーノとオリーブオイル、黒コショウ添え。わーこのワインに合う!
赤ワインの飲み収めにふさわしいボトルを最後の一滴まで満喫。

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Querciabella  クエルチャベッラ

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2014/02/16

おいしい店とそうでない店の見分け方

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ちゃんと下調べをしない限り、知らない土地に行っておいしいお店を
見つけるのはほんとにむずかしい。
ローマではもちろんのこと、イタリアでの他都市でも前情報をもって
お店を目指して入るので、そこまでのハズレはないけれど、旅先でも
おいしいものを食べられるかどうか真剣勝負、という自分にとって
過去に海外などで困ったことが多々ありました。

そこでローマ、イタリアを訪れた人が、おいしい店をどうやって見分ける
のがよいか、18年の食いしん坊経験から分析してみました。
トラットリア~レストランレベル、つまり高級一流店でない一般的な店を
対象としたおいしい店とそうでない店の特徴です。

おいしい店の特徴;

-定番メニューとは別に日替わりのメニューがある。
(旬の食材を使っている証)

-料理に季節の素材が使われている。
(イタリアも日本と同じく季節の料理が存在する)

-名物料理がある。
(その料理がその地の郷土料理であるのが理想)

-デザートは毎日作られている自家製。
(大量生産の卸業者からできあがったデザートを購入している
ところは多い)

-ワインリストのワインが豊富。

-ワイン用グラスがある。
(ワインにもトラットリア用の小さな水を飲むグラスでサーブして
いるところは多い)

-お店の顔となる長くいるホールスタッフがいる。

-ホールスタッフ全員がしっかり料理の説明ができる。

-トイレがきれい。

-バールコーナーがある。

-かなりの割合で地元客がいる。


あまりおいしくない店の特徴;

-上記のよい店の特徴の逆バージョン。

-地元客がいない。

-テーブルクロスの色が派手。
(赤やチェック地など、見かけの華やかさで客引き)

-年中同じメニュー。

-英語メニューがある。
(高級店では英語メニューは当たり前ですが、そこそこ安い店
なのに英語メニューがあるのはハズレが多い。日本語メニューは論外)

-コースメニューでなく、ドリンクつきの”セットメニュー”がある。

-ワインリストのワインの数が乏しい。もしくはワインリストがない。

-キャッシャー以外のホールから厨房スタッフのほとんどが若い
出稼ぎ外国人労働者。

-料理をオーダーしてからサーブされるまでがやたら早い。

-食べ終わった皿をすぐに下げられる。

-女性誌でスッチーがおすすめしている。

などなど。

運よくおいしいお店に当たれば、お店の人にどんな言語でもいいので
おいしいということを伝えてみてください。
他にもおすすめのものを持ってきてくれたり、より心のこもったサービス
をしてくれると思います。
あとはこのブログを見てくださいね:=











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2014/02/04

『STAINER CIOCCOLATO AL LATTE DI CAPRA』ヤギのミルクチョコレート

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チョコレートのメーカーの中でも際立ってパッケージがハイセンスな
トスカーナの『スタイナー』。ヤギのミルクチョコレートを見つけさっそくペロリ。

裏ラベルには24%のヤギのミルク混合とある。チーズにしても、ヤギのもの

からできているものは結構クセがあるので、独特の臭みを期待していたのですが

食べてみると、なーんだフツーのミルクチョコ。。。
チョコレートとしてはおいしかったけど、もっとならではの”クセ”がほしかったなー。

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STAINER スタイナー

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