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2015/04/08

古代ローマ洞窟跡のトラットリア『FLAVIO AL VELAVEVODETTO フラヴィオ・アル・ヴェラヴェヴォデット』

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ローマの下町テスタッチョ地区は観光地ではないけれど、地元の人の生活
を物語る遺跡がたくさんあります。
その1つが「MONTE DEI COCCHI モンテ・ディ・コッチ」テラコッタの山。
ローマを流れるテベレ川がありますが、ここテスタッチョ地区が輸入港として
荷降ろしがされていました。
当時、スペインやアフリカからローマ帝国に塩や小麦、オリーブオイルなど
がアンフォラと呼ばれるレンガ材の壺に入れられここに運ばれていたのです。
テスタッチョに運ばれたあと、この容器は割られ山積みにされていました。
その破壊された2千5百万のアンフォラのがれきの山が「モンテ・ディ・コッチ」
というわけ。よく見ると、破片になったがれきの中に壺の口が見えます。

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昔はこのがれきの山を掘って、馬小屋や食物倉庫として使っていたのですが
今は飲食店やディスコになっています。
その1つがトラットリア『フラヴィオ・ヴェラヴェヴォデット』。
この週末の復活祭のランチに行ってきました。

このトラットリアでは、ローマ郷土料理が昔ながらのスタイルのまま提供されています。
最近では”ライトなローマ料理”を出すところも増えていますが、ここはなんのアレ
ンジもない、コテコテの伝統料理が味わえます。
胃の調子がよければ、ですけど。(これ大事!)

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トラットリアにしてはなかなかよいワインのランナップ。

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復活祭はキリスト教の三大祭りの一つとも言える、大イベント。
イエスキリストが復活した日なので、再生を象徴した【たまご】を食べる
習慣があります。アンティパストは注文しなくとも、ゆで卵が入った
”コロンバ”といわれるパンケーキとサラミで。

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このお店の名物の1つ、ローマの手打ちパスタ”トンナレッリ”。牛を煮込んだ
トマトソースで絡めてあり、上にはペコリーのチーズ。この麺がすごいコシ!
このコシのよさにどんどん食べてしまうのですが、なんせこの量!
このこってりとしたおいしさ。ローマ料理が労働者の料理といわれる

のがわかります。

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こちらはアーティチョークとグアンチャーレのフェットチーネ。
ペコリーのチーズがオリーブオイルに溶け込み、麺に絡んでねっとり
クリーミー。これも満足感大。

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そしてこちらも復活祭に食べる料理で子羊のローストです。
想像していたよりもクセがなく、肉はホロホロに柔らかく最高!
やっぱりこういう焼き方が一番おいしいですね。
骨の付近のお肉もきれいにこそげていただきました。

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そして絶対にはずせない名物がこれ、肉のポルペッテ。
以前にこのお店を取り上げたときにも紹介しましたが、これは今めったに
お目にかかれないローマの家庭料理なのです。
すごく手が込んでいるのでトラットリアでもメニューに載せているところは
ほとんどない貴重な料理。
感心するのは、この具のしっとり度。茹でた肉にパン粉やチーズ、野菜を
加えて団子にしているのですが、決してパサパサになることなくやわらかく
ねっとりしっとりとした食感を残しています。
なんか白ごはんともいけそうな、おかずなのです。

どのテーブルも10人以上の家族や親戚と思われるグループでワイワイと
おしゃべりしながら、大盛りのパスタや子羊のローストをみんなモリモリと
豪快にかぶりついていました。
典型的なイタリアの復活祭のランチを終え、苦しいおなかを撫でながら帰宅。
しばらくはお味噌汁とおかゆかな。

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FLAVIO AL VELAVEVODETTO

Via di Monte Testaccio 87
Tel 065744194

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