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2016/05/15

簡素で美しい老舗『TRATTORIA SETTIMIO AL PELLEGRINO トラットリア セッティミオ・アル・ペッレグリーノ』

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久々の『セッティミオ・アル・ペッレグリーノ』。
完全予約制で、さらにドアに鍵がかかっているこのレストラン、ナボーナ広場
近くにありまがらも一見さんお断り的な雰囲気ムンムン。
玄関のインターホンを押すと、ご主人のマリオさんがお出迎えして
くれます。そしてお店に入ると、あたかもマリオさんの自宅に招待されたような

錯覚に陥ります。

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以前にもこのブログに登場したこのお店、1932年に創業。

マリオさんとテレーザさん、ご夫婦で切り盛りしています。

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ワインボトルとカラフにあわせてあつらえられた大理石の棚。

ピカピカに磨かれているアンティークの木製家具。

みっちり目の詰まった重みのあるコットンのナフキン。
ちょっとゆがんでいるけど磨き上げられたカトラリー。

このお店にある何もかものものが、昔から大切に使われているのが
わかります。
モダンハイテック、NYスタイルのインテリアの新店もいいけれど
プラスチックか布かわからない薄っぺらいナフキン、ゴム製の
ランチョンマットでなく、重みのある真っ白なコットンのナフキンで
食事ができるこのお店に、ただならぬ贅沢さを感じるのです。

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メニューはいたって素朴でシンプル。
さて、私のお気に入りは断然パスティーナ・イン・ブロード。

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パスティーナという小さな粒状のパスタが入ったスープ。
一見お粗末に見えるこの料理、結構しっかりした味わいで
いい出汁でてるんですよ。
ちょっと鍋の最後にするおじやみたいな感じで、イタリア料理では
珍しく疲労した胃にもやさしい一品なのです。

いわゆる家庭料理で、トラットリアではほとんど出しているところはありません。

そういう料理を出すところがまたこのお店らしさ。

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トマトソースのスパゲッティー。これがまたなんのひねりもなくておいしい!
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セコンドには名物のポルペッタ。
混ぜ物が少ない感じでお肉のうまみしっかり。シンプルイズベスト。

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旬の時期も終わりにさしかかってきた、アグレッティで〆。
オリーブオイルとレモンで。

パンがなければ食べられないような、脂っこく塩辛い味付けのローマ料理
のお店も多いですが、ここは本当に素朴でやさしいマンマの味そのもの。
お会計も素朴。

創業1932年の『セッティミオ・アル・ペッレグリーノ』にて、逆に新鮮さを感じた
ディナーでした。

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SETTIMIO AL PELLEGRINO 
セッティミオ・アル・ペッレグリーノ

Via del Pellegrino 117,  Roma

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