ビール - BIRRA

2012/08/21

『100% FARRO LA PETROGNA』スペルト小麦のトスカーナ産ビール

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トスカーナ北部のルッカでつくられた地ビール『100%FARRO』。
”ファッロ”とはスペルト小麦のこと。
一般的に原材料とする大麦ではなく、ほとんど品種改良されていない
野生種の麦だけでつくられたビール。こんな個性あふれるビールが
でてくるとはイタリアの地ビールブームもまだまだ勢いがあるということか。
最近はたしかにこういったイタリア産の厳選地ビールがレストランのワインリスト
にも並ぶようになってきた。

意外とクセがなく柑橘っぽいフルーティーさあり、さわやかな喉越しで
料理にもあう。モッツアレラとトマトのカプレーゼを注文し、グラスワインの
白でも、と思っていたところに意外なおいしさ。なーるほど。

そして一番気に入ったのはこのインパクトのあるラベル。

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LA PETROGNA

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2012/03/22

「MICRO BIRRIFICIO CASA VECCHIA」の白ビール『FORMENTONフォルメントン』

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イタリアではすっかり地ビールブームが定着した感があるけ
れど、それでもまだどんどん新しい小さなビール生産者が誕生
しています。地ビール専門店もかなり増えました。
こちらはテスタッチョ地区にあるビレリアで飲んだトレヴィーゾ
(ヴェネツィアよりも北部にある県)の生産者「カーザ・ヴェッキア」
の『フォルメントン』。15ユーロなり。
オレンジピールで風味付けした白ビール(小麦ビール)で
グラスに注いだとたん、「ウワッー」っていうほど柑橘やバナナの
香りが漂って、においからしておいしそー!苦味はほとんどなくほど
よい酸味と甘みがあってフレッシュ感あふれるのど越し。アルコール
度数は4,8%と低め。
スープみたいに濃いビールや真っ黒の苦いビールは苦手なのです

がこれはおいしかった!1本すぐに空きました。

「カーザ・ヴェッキア」はイヴァーノさんが一人でコツコツ造っていて
メーカーというより職人業。2009年ごろから友達3人と趣味でビール
つくりをはじめ、昨年にビールメーカーとして3種類のビールを初リリ
ースしたという新しい生産者。
”ビール職人”というと、ヒゲをはやしていて太っちょで、ライダーみたい
な黒いTシャツとブーツのイカツイおじさんを想像してしまいますが
イヴァーノさんはそのまんま!身長183cm体重130kg。愛用のバイク
はBMW K1200R。好きなことは、女、料理、正直さ、豚ロースの炭焼。
で、この人のウェブサイトがおもしろい。自己紹介が仕事のことからプライ
ヴェートまで詳しく自伝のように載っています。
この人もともと料理人なんですね。HPにはビールの紹介以上においしそうな
地元料理のレシピがわんさか。

そして彼のこんな詩がありました。

La Cucina è il centro della mia casa.
台所は僕の家の中心だ。

E’ maestosa ed imponenete, e fa sentire tutto il resto piccolo.
それは貫禄があって堂々としている。
それ以外のことなんかすべてちっぽけなことに思わせてくれる。
Qui si riunisce la mia famiglia, il mio amore, i miei amici.
ここには僕の家族、愛、友達が集る。
Qui si discute, ci si arrabia, e ci si riappacifica.
ここで話しあい、怒りあい、許しあう。

Spesso ho cucinato per persone differenti sedute allo stesso tavolo,
僕は何度も同じひとつのテーブルに座っているさまざまな人に料理をした。

per poi accorgermi che tanto diverse non erano.
そして最後には彼らの間には差がないということに気がつく。

La Cucina è davvero il centro della mia casa.
台所は本当に僕にとって中心にあるものなんだ。

Ivano il Cuoco, Mente Libera … in un Corpo Statico.
健康体に自由な心をもつ
料理人イヴァーノより
Dedicata all’Alida e al mio piccolo Leo.

アイーダと僕の小さなレオに捧げる。

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MICRO BIRRIFICIO CASA VECCHIO
IVAN BORSATO BIRRAIO

ミクロ・ビリフィーチョ・カーザ・ヴェッキオ

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2010/11/03

『BIRRA SARDA BARLEY サルデニアビール バーレイ』

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先週末からサマータイムになったイタリア。
1日の月曜が祝日で3連休もかかわらずあいにくの大雨。
すっかり冬の到来を感じる今日この頃。

そんなローマにはるばるサルデニアからやってきたトト・ファリス。
去る5月にサルデニアで行われた自家製ワインコンテストの主催者
ENOROSEIエノロセイ協会」の頭首であります。
奥さんのモニアと子供2人、サルデニアワインをトラックごと船に
乗せ、一晩かけてローマ入り。
トトの本業は八百屋さん。副業でエノロセイ協会を立ち上げ、毎年
コンテストを開催し、ワインショップも経営。さらには「ESPRESSO LA
GUIDA VINI D' ITALIA」のサルデニアワインのセレクトを担当する
という仕事人。コネよりも純粋な興味とやる気だけでここまできたという
なかなか貴重になりつつあるタイプのイタリア人。

ローマのサルデニアレストランで再会の食事をしたあと、どこかでワイン
でもということに。ところが祝日の夜。絶望的に開いている店が1軒もない!
と思いきや助け舟。「OPEN BALADIN」。さすがEATALYの経営者だけ
あって、365日無休!

トトも壁一面、天井までぎっしり並んだイタリア産地ビールを見て大喜び。
「サルデニアのビールを頼もう!」ということになりトトがイチオシのビール
を店員さんに聞いてみたところ、ありました。
『BIRREIFICIO BARLEY社』の「TUVI TUVI」。アルコール度数6,8%。
名前もラベルもかわいい!
モニアによるとサルデニアの村の方言がビールの名前になっているそう。
このバーレイ社はサルデニア島の南カリアリ市の近郊にある4年前にできた
地ビール工房。
あらゆる種類のビールを生産していますが、全て加熱殺菌なし、フィル
ターがけなし、瓶内で第2次発酵をするというシャンパンみたいなビール
なのです。グラスに注ぐと1、2グラスくらいまで少しにごっていました。
シトロンやカルダモモ、胡椒などの香りに、柑橘、杏、ハチミツのさわやかで
甘い味わい。作りだけ聞くと重い感じの味わいを想像しますが、飲んでみると
のど越しよく、コクのあるものの、心地よいさわやかさのあるビール。
脂の多い豚や羊の丸焼きにもよく合うそう。
という話をしていたら、また5月のサルデニアで食べたおいしい料理を
思い出し、あの地でしか味わえないご馳走の数々が脳裏によぎりました。

お母さんの手作りというサルデニアの郷土パン「パーネカラサウ」とこれまた
漁師さんの手作りの作りたてのボッタルガを大量にお土産に持って来てくれたトト。
昔ながらのイタリアのよさ、”人情”が残っているサルデニア。
「今度はいつ来るんだ?」と真剣顔での質問攻め。

次回どこかでの再会を約束して帰宅。

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BIRREIFICIO BARLEY

ビレイフィーチョ・バーレイ

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