パーティー・イベント - FESTA/EVENTO

2014/12/03

『WITALY COOKING FOR ART MILANO 若手パティシェコンクール2015 』

5291451img9058_3

昨日12月1日に行なわれた【クッキング・フォー・アート主催若手パティシェ
コンクール2015】にてグランプリを獲得したファブリツィオ・フィオラーニ。
このコンクールは、「ツーリングクラブイタリアホテル&レストランガイド」や
「レスプレッソレストランガイド」の監修を勤める著名ジャーナリスト
ルイジ・クレモーナ氏率いるWITALYという団体が主催しているもので
今年初めて開催されるイベント。

ファブリッツィオはローマ出身の28歳。
すでにパティシェとして12年のキャリアを持つ凄腕です。
20歳からはローマのミシュラン1ツ星『ラ・ポスタ・ヴェッキア』、トスカーナの
『イル・ペッリカーノ』、ミシュラン3ツ星『エノテカ・ピンキオーリ』、ローマの
『ラ・ペルゴラ』とイタリア銘店での経験を経て、現在東京の『ハインツベック
レストラン』のシェフパティシェとして活躍しています。

Dscn8116_2

東京は「目が飛び出るような面白いものがいっぱい!」と大のお気に入り。
同僚のイタリア人の中で誰よりもおしゃべりのファブリッツィオですが、ドルチェ
を作るときは顔つきが変わります。

Img_0367_2

”柿のクリームと栗のアイスクリーム アルバ産の白トリュフ添え”

柿をレストランで熟成させ、自身の密でトロリとなった完熟柿をしき
その上には香ばしい栗のアイスクリーム。
ひらりと乗せられた白トリュフの独特の芳香がたまりません。
秋味のグラデーションが鼻腔と口の中で見事に広がります。
ファブリッツィオが仕上げる極上の冬のデザート、ハインツベック
東京にて愉しめます。

*********************

WITALY

*********************








|

2014/09/05

『HEINZ BECK IN TOKYO』 ハインツベック東京上陸

3_5

11月7日東京丸の内に2店舗同時オープンする3つ星シェフハインツベックの

レストラン『HEINZ BECK』と『SENSI BY HEINZ BECK』の試食会が9月2日

銀座の『BULGARI IL RISTORANTE』にて行われました。

バックステージにて、記念撮影。

右からエグゼクティブシェフとして東京に勤務するアントニオ・ストランミエッロ

シェフ、ハインツベック、ブルガリ銀座のルカ・ファンティンシェフ。

2人とも元『ラ・ペルゴラ』出身のハインツベックの愛弟子です。

21_2

ローマ『ラ・ペルゴラ』の定番料理ファゴッテッリや、京都の庭園からインスピ

レーションを得たという日本に捧げる一皿‘水の庭園‘などなどハインツベック

の世界を象徴するメニューが提供されました。

初めての東京でのお披露目に、日本語でスピーチをしたハインツシェフ。

エキサイティングなランチとディナー会に、誰よりハイテンションのシェフでした。

*********************************************

HEINZ BECK ハインツ・ベック

SENSI BY HEINZ BECK センスィ・バイ・ハインツ・ベック

www.heinzbeck.jp

東京都千代田区丸の内1-1-3

1-1-3 MARUNOUCHI CHIYODA-KU TOKYO

11月7日オープン/10月8日より予約開始

********************************************

|

2014/04/12

ヴェローナワイン見本市『VINITALY 2014』

Dscn6836

4月6日から10日までヴェローナで開催されたワイン見本市
『ヴィーニイタリー』へ。この毎年行なわれるイタリア最大のワインイベント
は今年で49回目を迎え、ざっと4100ワイナリーが出展しました。
今年から新たに、インターナショナルワインメーカーと
BIOワインパディリオンが加わり会場がさらに広くなっていた上に
ミス&ミスターヴィーニイタリーコンテストあり、レンツィ首相の訪問ありと
通年以上の盛り上がりだったようです。
パディリオンは州ごとに分かれているのですが、トスカーナやフリウリのように
ビジュアル的にも訪れた人を愉しませるパディリオンもあれば、ラッツィオや
プーリアのようにぜんぜんマーケティングの乏しい館もあったりして、州ごと
の自治体の力量を目の当たりにできるのもこの見本市の面白いところ。

そういう意味で特にエキサイティングなのがシチリアのパディリオン。
人入りも他州に比べ盛況でした。
シチリアワインがトスカーナ、ピエモンテに続いて売り上げが好調なのも
ワインのおいしさとこういったビジュアル戦略がうまく功を奏した結果なの
かもしれません。
みんなシチリアから伝統菓子やサラミやチーズなんかもふんだんに
持ち込んでいて、ワインの試飲中にも食べろ食べろとすすめるワイナリーの
人たちも面白かったなー。おいしいもの自慢では右に出るものなし。
毎年のごとく会場のあまりの広さに訪問したブースは全部周れなかった
もののいろいろ新しい発見あり、やっぱりイタリアワインってすごい!楽しい!
と改めて感じた大イベントでした。

Dscn6775_2

**************************

VINITALY ヴィーニイタリー

**************************


|

2014/04/06

シェフハインツベック+ローマカソリック大学病院プロジェクト『GEMELLI@FORNELLI 』

2

ローマ3ツ星レストラン「ラ・ペルゴラ」のハインツベックシェフとローマカソリック
大学付属病院POLICLINICO AGOSTINO GEMELLIの共同
プロジェクト『GEMELLI@FORNELLI』の記者会見がローマのイータリーで行な
われました。

イタリアも日本と同じく、糖尿、高血圧、肥満などの成人病を持つ人口が非常に
多い国。動物性食品や塩分の過剰摂取などが原因でこれらの病にかかり入院
している患者の数は年々増加しているといいます。この病にかかった人は入院先
の病院で出される”おいしさ”を完全に無視した食生活を送ることになります。
特に食べることを愛して止まないイタリア人。食事の楽しみを
失うことにより精神的に落ち込み、その結果病気も悪化するという悪循環を
抱える人も少なくありません。また近年では子供の成人病も増加の傾向をたどっ
ており、こういった子供の入院患者へのケアも大きなテーマとなっています。

そんな現状を背景に、ローマカソリック大学付属病院がハインツベックシェフ
を迎え、イタリア全国の病院食の質の向上を訴え、さらには成人病予備軍にある
人々に料理の”おいしさ”を失うことなく、栄養学的に正しい食生活が送れるよう
サポートをするというのがこの『GEMELLI@FORNELLI』プロジェクト。

6

このプロジェクトの発表会見では、ハインツベックシェフが提案する、脂肪
や塩を使わない料理のレシピが紹介されました。

「カラダにいい健康的な料理」「栄養学的に質の高い料理」というとどうしても
自動的に味のうすい、あまりおいしくない料理を思い浮かべてしまいませんか?
その概念を見事に撤回したのが、ハインツベックシェフの料理なのです。
健康にいいだけでなく、脂肪分や塩分が入っていないことに気づかされ
ない、豊かな風味を持った”おいしい”料理が彼のスタイル。
これらのレシピはシェフと栄養学士が長年共同で行なっている研究により
作り上げられたもので、シェフの料理を食べた人の血糖値などを計り医学的
データを取りながら完成されたという徹底ぶり。
「ハインツシェフの料理がタダで食べられるんだったら、その病院に今すぐ
入院したい!」と言った人がいて会場は笑いに包まれましたが、このプロジェクト
はハインツシェフが病院の厨房で料理をしたり、ケイタリングサービスをする
ということではありません。病院側、成人病患者、患者予備軍の人たちに
決しておいしさ、食べる楽しみを失わない食事療法が可能である、という
ことを広める活動です。

7

記者会見の後はもちろん試食。
『ラ・ペルゴラ』からは厨房スタッフだけでなく、ホールマネージャーやチーフ
ソムリエまでが総動員で料理をふるまいました。
シェフの”健康によくておいしい”というメニューを半信半疑で聞いていた
人たちが、我さきにとテーブルに駆け寄りました。イタリア人のこういう好奇心っ
てほんとすごいのです。

1

盛り付けをし一人一人に料理を手渡す、ハインツベックシェフと彼の右腕で
現在トスカーナの「カステッロ・ディ・フィギーネ」の総料理長アントニオ氏。

15

こちらは一口前菜の貝柱のカルパッチョ、ブラックコーンとアマラント添え。
ねっとりとしたブラックコーンのムースとむっちりとした貝柱、プチプチした
食感のアマラントが面白い組み合わせ。塩は入ってないそうですが、塩分
を感じます。
これは『ラ・ペルゴラ』でも実際にメニューにある前菜。

3

右はカンパチのホワイトビネガーのマリネ、ざくろの粉雪添え。オイルも塩も
入っていませんが魚のミネラル感と添えられた香草など、口の中でいろいろな
味わいが広がります。
左が記者会見でも紹介されたリゾット。
通常リゾットというのはオリーブオイルで米を炒め、最後にたーっぷりと
すりおろしたパルミッジャーノチーズとバターを加えて仕上げた
おいしいけれどコレステロールがめちゃ上がるだろうなーという罪深き
一品。一方ハインツシェフのリゾットは米をオイルで炒めることもなく
パルミッジャーノチーズを”煎じた”チーズの出汁だけで煮上げたという
前代未聞の乳脂肪なしのリゾットです。チーズを63度のお湯で2時間煮込み
そのお湯を米に吸わせることにより、あたかもすりおろしたチーズを入れたか
のような仕上がりに。

その上にピンツィモーニオ(野菜スティック)のラ・ペルゴラ風が添えられて
います。この野菜にはエクストラバージンオリーブオイルが絡めてありますが
それでもほんの少し。
「あっさりしている」「ライトな味」という表現もあてはまらない、クリーミーで
チーズのコクをたっぷり感じるリゾット。おかわりしている人もたくさんいました。

5

ドリンクはワインでなく、野菜ジュースが2種類。
セロリと生姜、キウイのジュースがおいしかったー。

『GEMELLI@FORNELLI』のサイトでは高血圧、糖尿、肥満、消化不良
など、症状ごとにFACEBOOKのアカウントが設けられています。
ここで患者たちが意見交換をしあったり、専門医師のコメントをもらえ
たりできるようになっています。ここでSNSを活用するというのもシェフのアイデア。

「おいしい料理を食べながら、美しく老いていくこと。これがこれから世界
の現代人のテーマとなるでしょう。私はそれを可能にできると思っています。」
というシェフの言葉が印象的でした。

********************

GEMELLI FORNELLI

********************

|

2014/03/20

第3回ローマウイスキーフェスティバル『SPIRIT OF SCOTLAND』

3

ローマで行なわれた第3回目のウイスキーフェスティバルへ。
ローマ市や在イタリア英国大使館などがスポンサーとなっているこの催し
スコッチウイスキーを中心に、世界から2000種類もの銘柄が出展しました。

ワイン&グラッパの国イタリアでウイスキーを営業するって、どうなの?

と思っていましたが、これが3回目にもかかわらず結構な人入り。

今年は、はるばる台湾からもメーカーが参加していました。

植物園の温室みたいなステキな会場では、ハーレイを乗り回していそうな

タトゥーいっぱいの強面のおじさんたちがマジ顔で、小さなグラス片手にティス
ティングしている光景が見られます。ワインの試飲会は女性も多いのですが
ここは断然シニョーリたちの世界。
ワインの試飲会と同じく、入場料を支払うと試飲用のグラスをくれるので、この
グラス片手にブースを周るのですがワインと違うのは、なんせアルコール度数が
高いのでほんとにちょびちょびやらないと、あっという間にヨッパライになって
しまうこと。
そんなわけで、千鳥足にならないように数多い銘柄の中からほんとうに味見した

いものだけを厳選しながら試飲。
うれしいことに数多いブースの中でも日本メーカーのコーナは人気で、結構人が
集まっていました。最近はイタリアでもそこそこのワインショップに行くと、特に
ニッカウイスキーの「余市」をよく見かけます。そういえばイータリーにもありました。
それまでのどが焼け付くようなものや、鰹節をかじったような燻した味のスコッチ
ウイスキーを飲んだせいか「余市」や「竹鶴」のまーなんとまろやかなこと。ほっと
リラックスさせられるやわらかいのみ心地。イタリア人の口にもスコッチウイスキー
より、こちらのタイプのほうが合うと思いました。
日本のウイスキーはボトルやラベルデザインのスタイリッシュさでもピカイチで
ロマーノ達の目を惹いていました。

2

ウイスキーの世界で興味深いのは”DISTILLERY MANAGER”と
いう仕事。ワイン造りでいうエノロゴ、日本酒造りでいう杜氏です。
熟成樽や熟成年数を決めるだけでなく、ウイスキー造り全般の業務
を主導する人で、これこそ天職でないとできない任務。
一度その仕事ぶりを見てみたいものです。

4

今回のウイスキーの試飲会にしても一人も酔っ払う人もなく、やはり
イタリア人がいかにアルコールに強い体質であるということを改めて
感心しました。
さんざん試飲したあとフツーに車を運転して帰る人もたくさんいたので、ほんと
にあっぱれです。

********************

SPIRIT OF SCOTLAND

*******************

|

2013/12/07

TOKYO MICHELIN 2014 ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014出版記念パーティー

Dscn9795_640x478

本日発売の『ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014』の東京で行われた

出版記念パーティーに出席。

パーティーの最後に東京13軒、湘南1軒と合計14軒の三ツ星シェフが表彰されました。

日本の料理界をリードする14人の師匠たちの姿に圧巻。何百ものカメラのフラッシュに照らされ、キラキラ輝いていました。

またガイドには今年からビブグルマンというカテゴリーが設けられ、5000以下で高いレベルの食事を提供する157軒のイタリアン・フレンチも掲載されています。(イタリアミシュランガイドでは30ユーロ以下で質の高い料理が

食べられる名店を294軒掲載しています。)

Dscn9780_459x640

会場にはイタリアからローマの三ツ星『ラ・ペルゴラ』のハインツ・ベックシェフも。彼の元弟子である銀座ブルガリレストランのルカ・ファンティンシェフと。

それにしても。。。イタリアのミシュランガイド2014版では3つ星店は全国

でたったの8軒。2ツ星は東京の59軒に対し、イタリアは40軒。

東京は日本料理、寿司、現代フランス料理、とカテゴリーが多様化して

いるのに比べ、イタリアの3つ星は現代または伝統イタリア料理と母国の

料理のみ。

食のレベルにおいても、進化する速さにおいても、さらに多様性においても

東京は世界の食業界の中心であること、目の当たりに感じました。

Dscn9778_480x640

*****************************

ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014

*****************************

|

2013/11/19

ローマバーテン向けティーテイスティングセミナー開催

Dscn9651

先週の話題なのですが、遅ればせながらアップします。
2006年からかれこれ7年にもなる『ラ・メランジェ』の松宮先生
によるティーセミナー。今回は初めて、ローマでもっとも粋なカクテルバー
JERRY THOMAS ジェリートマス』にて開催しました。
ジェリートマスとは会員制のお店。その店のことを知らないと
絶対にわからないドアがあり、トントンとノックすると、小窓から人が
のぞいて合言葉を聞かれます。それに答えると中に入れてくれるという
しくみ。とはいえ、バーテンダー業界のリーダ的存在の店で、経営者は
ヨーロッパバーテンダーコンテストで何度も上位に入賞しているアントニオ氏。
お店ではバーテンダー養成やお酒のティスティングなど常時いろいろな
セミナーが行なわれています。
カクテルの材料としてお茶がありますが、実のところワイン&コーヒー
の国イタリアでお茶の知識がある人は本当に極少で、アントニオ氏
にぜひ品質の高いお茶とはどういうものなのか、松宮先生にローマで
伝授してほしいという依頼があり、セミナーが実現。

予定していた参加者数を大幅に上回り、第2回目の日程を急遽設定。
2日間にわたって40人以上の飲食業界のプロフェッショナルが集まり
ました。
セミナーでは7種類の下記のお茶をティスティングしました。

----------------------------------

Te’Verde 緑茶

1. Dragon WellCina  

龍井茶 (浙江・中国) 

2. Gyokuro (Uji Kyoto- Giappone)

玉露 (宇治・日本)

Te’ Oolong 烏龍茶

3. Tong Ting (Taiwan)

凍頂ウーロン茶台湾 

4. Phoenix Oolong ( Cina – Guandong )   

鳳凰単そう(広東省・中国) 

5. Te’ della Roccia  (Cina -Fujian)

岩茶 奇蘭 (福建省・中国)  

Te’ Pu-er  プーアール茶

6. Pu-er Invecchiamento NaturaleCina – Ynnan 

プーアール生茶(雲南・中国) 

7.Pu-er Invecchiamento con MicrorganismiCina – Ynnan

プーアール塾茶(雲南・中国)

--------------------------------

参加者のほとんどがバーテンやソムリエ、ホールスタッフをしている

若い男性ばかりだったのですが、こっちが圧倒されるくらいみんな

マジ顔で聞き入り。そしてノートにぎーっしりと松宮先生の言葉を書き込んでいました。

以前にもワインスクールやティールームでティーセミナーを行なったことは

あったのですが、もっとくだけた雰囲気でした。

バーテンやソムリエを職業とする人達ってイタリアでもまじめな人が

多いんだなーと感心しました。質問もいっぱい出てきて、お茶に対する

みんなの興味と関心が波のように押し寄せてきたのでした。

中でも特に受けたのが、氷だしのアイス玉露(水もお湯も入れず、氷と

茶葉だけで煎じたもの)と60度くらいのお湯で入れた玉露。

「ほうれん草みたい」とか、「チコリのよう」とかイタリアでおなじみの菜野菜

に味が似ているという意見があったり、フレッシュで口がすっきりするなど

玉露は結構クセが強い味わいにもかかわらず、みんなこの緑のしずくに

舌鼓をうっていました。プーアール茶も、その背景にあるたぐい稀なる歴史や

ヴィンテージによる味の違いにも敏感に反応していました。

イタリアでもこのごろは、そこそこのレベルのお茶が入ってきているにもかかわ

らず、ドイツやフランスの大手買い付け業者が大量に販売している

工場製品が多く、松宮先生が今回優良生産者から直接持ってこられたような

レベルものが一般に飲めるようになるにはまだまだ長い道のりです。

そんな状況で、今回参加したバーテンやソムリエの人たちが、本物のお茶の
おいしさを体感してくれ、3時間のセミナー後も松宮先生と写真を撮る人や

質問をする人、器を見入る人などなど、2日間ともなかなかお開きにできないほどの

盛況ぶりでした。

Dscn9697

*******************

THE JERRY THOMAS

*******************

|

2013/11/04

BUON COMPLEANNO CHEF !

50_anni

ローマ3ツ星レストラン『ラ・ペルゴラ』厨房にてハインツ・ベックシェフ
の50歳の誕生日パーティー。
来月にドバイに彼のプロデュースするレストランのオープンを目前
にして多忙な中、『ラ・ペルゴラ』にて20年来の同僚たち、部下たちと
ドンペリニオンで乾杯。

20131103_000341_1

|

2013/10/14

ソリアーノ栗の収穫祭 『SORIANO SAGRA DELLE CASTAGNE』

Dscn9423

10月のイタリアの醍醐味は、各地で行われるあらゆる秋の味覚の
収穫祭。週末ローマから車で1時間半ほど北に上がったところに
ある、ソリアーノ村で開催された第46回目の栗収穫祭に行って
きました。この村があるモンテチミーニ山脈はイタリア有数のおいしい栗
それも、もっとも高品質とされる”マローネ品種”がとれる栗林が広がり
ます。

Dscn9396 Dscn9390_2

ソリアーノ村に到着してびっくり!
どこを見渡しても中世時代を再現した映画のセットの中に入り込んだ
よう!村中の飾りつけが半端じゃない!
あちこちに飾られている紋章が入った華やかな旗は、村に属する地域を
あらわしています。
収穫祭は10日間も続くのですが、週末はパリオと呼ばれる馬のレースや
中世時代の服装でのパレードや、SBANDIERATOREズバンディエラトーレと
いわれる旗手団のショーなどが行われます。
”栗祭り”といっても、これは村の歴史を若い世代に伝え、村の繁栄を住人
みんなで盛り上げる大切な催しなんですね。
実際、決して年配世代だけでなく、村中のイケイケ姉ちゃんからイカツイお兄さん
子供たちみーんな参加していて、この盛り上がりぶり、団結振りにはちょっと
感動しました。

Dscn9372 Dscn9377
Dscn9400 Dscn9376

村のあちこちには栗やサラミ、チーズなど村の名産物が販売コーナー
があります。穴が開いたフライパンは家庭で焼き栗を作るのに使います。

Dscn9379

ランチは村の中心にある『NOBILE CONTRADA TRINITA' 
ノービレ・コントラーダ・トリニタ』というワイナリーへ。
ワイン倉庫を開放して、ここで地元の郷土料理をふるまっていました。

Dscn9380 Dscn9386
Dscn9385 Dscn9384

小さなニョッキとひよこ豆、栗の入ったスープ、仔牛と黒オリーブの
煮込み、ソーセージ、トリッパのトマトソース煮込み。
これに地元のテーブルワイン。
秋ならではのこってりした料理でしたが、それがスイスイ食べられて
しまうほどおいしかったー!
これらのメニューは、料理人ではなく村のお母さん達がせっせと大鍋で
作ってくれていたのでした。そりゃおいしいわ!

Dscn9427

ランチを終えて外に出ると、村中煙だらけ。
空気が全体的に白くなっています。
それもそのはず、村のあちこちで底が網状になった大きなフライパン
で焼き栗を炒っているのです。
人ごみをかき分けてやっと焼き栗を味見していたら、すごい歓声が
村の中心の広場の方から聞こえてきました。
広場では、なんと綱引きや、ワイン熟成樽ころがしなど、村人の大運動会
が繰り広げられているのでした。
サッカーの試合のような雄叫びが近づいてきたかと思うと、すごい勢いで
中世の格好をした若者達の団体が坂道を登ってきました。
大運動会で優勝したチームが自分達の地域の旗を誇らしげにかかげ
優勝パレードを行なっているのでした。

Dscn9430

今までいろいろな収穫祭を見てきましたが、ソリアーノの栗祭り
ほど人が集まり、活気があるお祭りはそうそうありませんでした。
気合の入った飾りつけからして他の収獲際とは違います。
そして村の人達の、時代も階級も年齢もまったく関係なく心から楽しんでいる
姿がなによりも、私の中でイタリア収穫祭グランプリに輝いたのでした。

ソリアーノの栗祭り10月19/20日まで続きます。

Dscn9395

******************************

SAGRA DELLE CASTAGNE

******************************



|

2013/10/04

フードフェスティバル『TASTE ROMA』でハインツベックの料理教室

Dscn9222_1

9月26日から29日までローマで開催された第2回『TASTE』。
会場は、関西空港を手がけた建築家レンツォ・ピアノ氏による
コンサートホールアウディトリウム。
4日間にわたるフードフェスティバルは、ローマの星付きレストラン
や人気シェフが一同に集い、試食イベントやセミナーが行われ
押すな押すなのすごい反響ぶり。第2回目の開催にして巨大な
会場をみっちり埋めることができたこのイベント、大成功で
幕を閉じたようでした。
フェスティバルの皮切りとなったのが、第1日目に行われたローマ
3ツ星『ラ・ペルゴラ』の総料理長ハインツ・ベックの料理教室。
39ユーロのチケットはあっという間に完売。

テーマは【ハインツ・ベック流ボンゴレとトマトのスパゲッティ】。

Dscn9230_1

レシピ:
材料(4人分)

スパゲッティ - 240g
にんにく - ひとかけ
エクストラヴァージンオリーブオイル - 適量
ボンゴレ - 600g
ジャガイモ -小1個
白ワイン - 150ml

トマト水
ミニトマト - 2kg

イタリアンパセリのソース
イタリアンパセリ - 1束
バジリコ - 1束
タイム - 1本
にんじん - 半本
セロリ - 半本

1.トマトをミキサーにかけたあと、麻のふきんで濾し水分を取っておく。
2.ボンゴレをフライパンで白ワインと香草と一緒に3分ほど火にかける。
3.イタリアンパセリとバジリコの束を4分ほど茹でた後、すぐ氷水にとる。
4.茹でたパセリとバジリコに50mlの茹で汁、ボンゴレを炒めたフライパン
にたまったソース、茹でたジャガイモと一緒にミキサーにかける。
5.スパゲティーをたっぷりのお湯で5分茹た後、今度は先ほど濾したトマトの
水分を沸騰させた鍋に入れ、そこでトマト水がなくなるまでパスタに
吸収させながら茹で上げる。
6.パスタににんにく風味のエクストラバージンオリーブオイルと貝から
実を取り出したボンゴレとあえる。
7.お皿にイタリアンパセリとバジリコのソースを敷き、その上にパスタ
をバランスよく盛りつけ、香草の飾りをのせできあがり。

Dscn9231_1

トマトソースの赤い色がついていないのに、噛むほどにトマト
の風味がたっぷりと漂うハインツベック流ボンゴレスパゲッティ。
ほのかに香るニンニクもいい仕事しています。
レシピは思ったよりもシンプルだったにもかかわらず、トラットリア

で食べるあのスパゲッティボンゴレとは一線を引く高級感があり

とてもライトな一皿でした。

Dscn9246_1

試食の後は、材料であるスパゲッティの品質の見分け方の
説明がありました。

Dscn9251

お皿の中にあるのはパスタの原料であるセモリナ粉。
左のスパゲッティはセモリナ粉とほぼ同じ色をしていますが
右はより濃い黄色です。
どちらの品質のほうが上でしょうか?正解は左!
パスタの製造工程でもっとも品質を左右するのは、パスタ
に含まれた水分を抜くために乾燥させる作業です。大量生産
のメーカーではより短時間で作業をすすめるため高温で行います。
そうすると右のような色になってしまうというわけです。
ゆっくり低温で乾燥させると左のような色に仕上がるのです。

セミナー終了後、会場の外にはシェフハインツベックと記念撮影
をとりたい人でずらりと行列ができていました。

**************************

TASTE ROMA テイスト・ローマ

**************************







|

より以前の記事一覧