イタリアB級グルメ - GOURMET DI CATEGORIA B

2010/09/11

SLOWFOOD協会プレシーディオ認定牛肉の極上ハンバーガー

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蕎麦に冷麺、フレンチに懐石と、この夏日本で毎日いろいろな
カテゴリーの料理を食べ続け、ローマに戻ってきたとたんイタリア
料理一辺倒が苦痛。
そこに現れた救世主は、地ビールパブ「OPEN BALADIN」のハンバーガー。
このハンバーガー、只者でないのです。

ハンバーグの肉はスローフード協会でプレシーディオに認定されて
いるピエモンテの『CARNE DI GRADA グランダ牛』を使用しています。
これはクネオ県にある小さな地域で自然放牧されているGRANDA
生産者協会
の限られた生産による牛肉なのです。
プレシーディオとは抜粋すると「良質で、その土地の環境に適した動植物種又
はその土地の伝統的製法によって加工され小さな又は限られた生産者
が、現在消滅の危機にあるものを地理的にも歴史的にも特定の地域で
作る農作物を守ろうという趣旨で生まれた<味の箱舟>プロジェクト。
とりわけその中でも力を入れるべき食材をプレシーディオと認定して
います。」現在ではイタリア産プレシーディオ食材は177つあります。
その1つがこのハンバーガーに使われているグランダ牛。

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ハンバーガーを注文する時、店員さんが「肉の焼具合は?」とあたかも
ステーキでも注文したかのように聞いてくれるのもここ独特です。
ナイフとフォークでないと食べられないほど高さがあります。
パンの内側にもこげが少しあるくらい焼いてあって、そこにしみ込んだ
甘い自家製トマトケチャップと、このとろけるような肉のハンバーグを
同時に大口に入れる瞬間のシアワセ。
コレは絶対に病みつきになるおいしさです。
マクドナルドが『マックイタリー』とかどこかのファーストフード店が高級
バーガーとかやってますが、これは格が違いますね。
お値段はハンバーガー(7ユーロ)、チーズバーガー(8ユーロ)。安い。
同じくピエモンテ産の地ビール「BIRREIFICIO BALADIN社」の『ISAC』
(4ユーロ)と。

「BALADIN社」のテオ氏は90年代後半に始まったイタリアの地ビールブームを
起こした第一人者。
もともとは、クネオの小さな自分のビール工房で今までイタリアには存在しな
かったようなワインのような味わいの多様なビールをいくつも発表したことから

始まって、ロックコンサートが開かれる変わり工房の営業で注目されたのが

彼のはてしないアイデアで、いまやビールグラスやグッズのデザインからローマ

とクネオでのビッレリア開店、パスタなどの食品ブランドの立ち上げ、しまいには

ハマム付きのレストラン&ホテルのオープンにまで手を広げる近代の成功者。

そしてこの天才児にさっさと目をつけ投資した「EATALY」のファリネッティ氏の

ビジネス勘もまた、さすがの一言。

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OPEN BALADIN ROMA オープン・バラディン

Via degli Specchi 5/6

Tel 06 6838989

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2010/01/30

行列のできるピッツェリア 『REMO レモ』

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この不景気であらゆるレストランに閑古鳥が鳴く中、かえって繁盛して
いるのがピッツェリア。

テスタッチョやトラステヴェレ、この下町地区には得にピツェリアがたくさん
あります。その中でも一番行列ができる人気店がテスタッチョ広場にある
この『PIZZERIA REMOレモ』。
家が近いので、朝前を通るのですが山積みにされた新鮮な野菜のなかで
毎日数人のおばあちゃん達がスッキーネの花を切っていたり、材料の下処理
をしています。
ピザにのっている材料が新鮮なのもこのお店のおいしさの秘訣です。

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メニューのオーダーは各自で注文表に書き込みます。

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まずはおつまみのオリーベアスコラーネを注文。
オリーブの実の中に肉のペーストをつめたものをカリッとフライにしたもの。
ビールと最高にあいます。

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『レモ』はトマトソース自体がおいしいのでいつもはトマトソースとモッツァレラ
だけの「マルゲリータ」を頼むのですが、今日は欲張った「カプリチョーザ」を注文。

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友人が頼んだ「ナポリ」。
トマトソースとモッツァレラとアンチョビ。
これもシンプルでおいしいです。

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こちらは「レモ風」。
トマトソースとモッツァレラとソーセージにナス。

ローマのピザはとても薄っぺらく、ナポリの分厚い生地とはまたぜんぜん
違います。パリパリした生地にとろりとトマトースがのっていて大きな1枚
でもぺロリと食べられてしまいます。

アツアツのピザに冷えたビール。
1人15ユーロなり。

外に出たらすごい行列ができていました。

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ピツェリア レモ

PIZZERIA REMO

Piazza S. Maria Liberatrice 44
Roma
Tel 06 5746270

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2009/12/15

『DAL FILETTARO A SANTA BARBARA ダル・フィレッターロ・ア・サンタ・バルバラ』

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いまやローマでも珍しくなってしまった、なつかしい匂いのする
食堂。名物はローマ庶民料理の一つで、もともとはユダヤ料理
だったというフリット・ディ・バカラ(塩タラのフライ)。昔はこの
カンポ・ディ・フィオーリ広場の裏に、タラのフライの店が30軒
以上もあったそうですが、今残るのはマルチェッロさんが営む
この1店舗だけ。パスタなど一般的なトラットリアのメニューはなく
フライやサラミ等の単純な一品ものだけですが、安くておいしく
何十年前のローマに戻って食事をしている気分になれます。

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まずは豆のサラダ(5ユーロ)。缶詰めのボイル豆に生のタマ
ネギのみじん切りを混ぜただけのもの。オリーブオイルと塩
コショウで。

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さらにローマでおなじみの、プンタレッレのサラダ(5ユーロ)。
アンチョビとにんにくをペーストにし、オリーブオイルを混ぜた
ドレッシングで。

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これが自慢料理のタラのフライ(5ユーロ)。店の奥で揚げて
いるのでアツアツでサクサク、中身はふっくら。ビールがすすみます。

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お店の一番奥にある小さな台所でひたすら塩タラを揚げるベテランの
おばさん。

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左は箪笥みたいな旧式の冷蔵庫。ワイン貯蔵庫になっていて直接グラスに注げる
ようになっています。家に一台欲しいです。

パレルモでは食べられないローマの名物料理にシチリアから来た
友人も大満足でした。

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ダル・フィレッターロ・ア・サンタ・バルバラ
DAL FILETTARO A SANTA BARBARA 
Largo dei Librari 88 Roma
Tel  066864018
日曜定休 夜のみ営業

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2009/12/02

立ち食いローマ料理 『TRAPEZZINOトラペッツィーノ』

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レストランに行く気もなく、家で料理するのもなーという日には
近所の『00100PIZZA』へ。数年前にオープンしたテイクアウトの店。
ここを開店当時から一気に行列のできる店におしあげたのは
名物料理 ”立ち食いできるローマ料理” 「トラペッツィーノ」。
「ピッツァ」と「トラメッズィーノ(サンドイッチの意)」を掛け合わせた
ネーミング。「トラペッツィーノ」とは3角形の形をしたピザ生地の
パンの底辺を切り、その中に「TRIPPA ALLA ROMANA トリッパ
のトマトソース煮込」や「POLLO ALLA ROMANA 鶏肉のローマ風」
などのローマの郷土料理を中に詰めたもの。ピザパンは大(5ユーロ)
と小(3ユーロ)の2種類。
安くておいしいので1個のつもりが、アノ味も試そうと2個、3個と
止まらなくなります。でもトラットリアだと一皿しか食べられないお料理
が 「トラペッツィーノ」という形で何種類も食べられるのです。

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「GAROFOLATO DI MANZO 牛肉の丁子煮込み」3ユーロ。

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こちらは「POLLO ALLA CACCIATORA 鶏肉の猟師風」3ユーロ。
アツアツのソースがパンにジュワっと染みこんでいます。

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そしてピザもイタリア全国で、いや世界でここにしかない!という珍しい
ピザが揃っています。
これはイギリスのブルースティルトンチーズ(青カビチーズ)とモッツァレラ
にポルト酒を煮詰めたものがかかっています。

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こちらはスパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノ
のピザ、チプロ産の黒塩がかかっています。
ピザ生地の上にスパゲッティがのっています。

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こちらはパルミッジャーノチーズをブロードで煮詰めたソース
をぬり、その上に生ハムとモルタデッラハムをのせたもの。
その他、ジャガイモとビールで煮込んだソーセージをのせた
ものなど、名前を聞いただけでどれも試したくなるピザがいろ
いろあります。

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さらにスプリ(ライスコロッケ)2ユーロ。
そんじょそこらのピザ屋にあるスプリとは違いますよ!
写真はアマトリチャーナのスプリ。
カルボナーラのスプリなど、ローマの典型的なパスタ料理が
ライスコロッケにされています。

ドリンクは流行の手造りビールからワインまで気のきいた飲み物
が揃っています。
お店で立ち食いも、お持ち帰りも自由。
料理には保守的なローマ人。
でもこの郷土料理のファーストフードはみんなお気に入りのようです。

「安い、早い、うまい!」は世界共通の合言葉!

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00100 PIZZA

Via Giovanni Branca 88

Testaccio Roma

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