京都レストラン - KYOTO LOCALE

2014/09/22

京都『通しあげそば鶴』で日本酒三昧

Img_503506828240025_4

ローマに戻ってからしばらく経つのですが、このところネコの手も借りたい
ほどのあわただしさでブログ更新を怠っておりました。。。
少し戻って京都でのできごとをアップします。

京都の何よりの愉しみは、高野の『そば鶴』さん。
ローマにいるときから計画しているので、いざ、のれんをくぐるとき
からどうにもハイテンションになってしまうのです。

お昼のお蕎麦ももちろん最高なのですが、夜の一品料理は一流割烹
レベル。ご主人がへしこ職人のおばあさんから習ったという自家製へしこ
や、京都でもこのレベルの魚をそろえているのは珍しいという新鮮な刺し身
京都の旬の野菜、などなど、最高の素材を使った手の込んだお料理がでてきます。
そして、さらなるこのお店の醍醐味は、ご主人がさりげなくすすめてくれる
日本酒。よくこのカウンターのスペースに、と思うほど、数々の一升瓶があちこち
から出てきます。
この日も各地のお酒を飲ませてもらったのですが、中でも印象的だったのが
この『平考酒造 超辛口純米酒 日高見』。宮城県石巻のお酒です。
東日本大震災で破壊的な被害を受けたにもかかわらず、生き残った蔵としても
知られています。

可憐な陶器のおちょこでゴクリ。
なんという艶やかな風味!辛味、コク、旨みの躍動感のあるひろがり、クセの
ある後味、でもどんなお料理にもしっとりと寄り添うようなしなやかさ。
ギャーおいしすぎー!!!
この石巻のお酒を飲みながら大好きなアブルッツォ州のワイン、ヴァレン
ティーニの『CERASUOLO D'ABRUZZO』を想い出しました。
もちろん味わい自体はぜんぜん違うのですが、なんというか風味の重層感
とか、独特の個性があるのにどんな料理にもしっくりくるおおらかさ、どちらも
そんな”懐の深さ”みたいなものが共通しています。
時間が経つにつれてあれよあれよと妖艶に変化する香り、飲む温度によって
驚くほどいろいろな表情を見せてくれるところも似ています。
今度はこの『日高見』を熱燗で飲んでみたいな!

そんな贅沢な至福にひたっているところに、ご主人がまた次また次といろいろ
なお酒を出してきてくれました。
さりげなく深い話をしながら、注いでくれるのでついつい好奇心を掻き立
てられ飲みつづけてしまうのです。

そして日本酒愛好家も開眼させられる、広島の竹鶴酒造の杜氏石川達也氏
の”間違いだらけの酒常識”という本を見せて頂きました。本というより冊子なのですが
これすごい内容です。

Dscn8052_2

いつか、日本で本格的に酒蔵巡りをしてみたいな。
もっともっと日本酒のこと知りたいなー。

さんざんお酒を飲んだあと、ざるそばで〆るこの贅沢。
また『そば鶴』に行ける日を指折り数えながら。。。

Dscn8005

******************************

通しあげそば鶴

京都市左京区高野玉岡町 74
電話 075-721-2488

******************************



|

2013/08/29

京都上七軒フランス料理 『萬春』

Dscn9044

ビアガーデンのあとは上七軒フランス料理の老舗『萬春』へ。
フレンチをカウンターで食べるスタイルは今でこそありますが
ここはもう30年以上前からこの様式。
カウンターごしに世界のお酒がずらりと並んで、舞妓さんや
芸妓さんのシールがみっちり。
なんとも独特の雰囲気です。

壺シチューにカツサンド、水上勉さんの好物だったりんごとセロリの
サラダなどなど、萬春の名物はいろいろありますが私の一番の好物
はなんといってもコレ。「湯葉のテリーヌ」。
魚介のデリーヌに湯葉が巻いてあります。
エビやカニ、いろんな魚介のうまみをぎゅっと押し込めたテリーヌは
やさしい口当たりでコンソメのジュレと食べるのがまたおいしいのです。

Dscn9045

これも頼まないわけにいかないメニュー。卵サンド。
卵から、はんなりとバターの風味。パンもふわふわ。

カウンターではコースではなく、舞妓さんたちもこうして一品を
頼んでちょこちょこ好きなものをおちょぼ口で食べてはります。
そしてカウンターごしには店主のかよこさん。ドラマ顔負けの昔話
をしてくれはります。カウンターはバーでもあるので、料理を食べ
ながらもブランデーやウイスキーなどのお酒をたしなむお客さんも。
こんな不思議なフランス料理の店、ここにしかありまへん。
おおきに、ごちそうさまでした。

Dscn9042




|

2013/08/25

京都上七軒ビアガーデン

Dscn9040_480x640

毎年7月から2ヶ月だけ営業する上七軒のビアガーデン。

京都には祇園に2つ、そして宮川町、先斗町と上七軒の5つの

花街がありますが中でも上七軒はもっとも古い歴史があります。

上七軒のちょうちんのデザインはみたらしだんご。その昔

豊臣秀吉がすぐ近くの北野天満宮で大茶会を開いたときに余った

木材で7軒のお茶屋さんを作りました。そこでふるまわれていたのが

みたらしだんご。7軒のスイーツの店がある地区。それが上七軒のはじまり。

Dscn9038_480x640


その後いわゆる花街になったのですが、今でも舞妓さんや芸者さん

が華やかに行き交う、京都でも伝統的な地域となっています。そして

毎年夏に歌舞練場のお庭にオープンするのがこのビアガーデン。

舞妓さんや芸姑さんの艶やかなゆかた姿が見られます。

Dscn9033_480x640

上七軒の顔ともいえる芸姑尚鈴さん。さすが品のよさ、気の利き方

が違います。「ほんま暑いどすなーお姉さん。」女性客はお姉さん

男性客はお兄さん。ビアガーデンは平日というのに会社帰りのお兄

さんやお姉さんたちでかなりにぎわっていました。繁盛しておます。

お料理は枝豆や生麩の田楽に出し巻き卵、いか焼きなどビールに

合う京都のおかずが並びます。みたらしだんごのちょうちんに囲まれ

た塀の中で、きれいな舞妓さんや芸姑さんと飲むビール。いつもとは

ちがう味どす。京都に住んでいたときにはあまり考えなかったけど

外国にいればいるほどこういった日本独特の文化の貴重さ、すばらしさ

をしみじみ感じるようになるもんですね。京都の中でも特殊な場所

上七軒。いつまでもいつまでも変わらず存在していてほしい、そう思います。

Dscn9028_480x640

|

2013/08/22

京都南禅寺『瓢亭』朝粥

Dscn8979_640x476_2

朝8時。この時間ですでに汗だくになりながら南禅寺近くの『瓢亭』へ。

ミシュラン3つ星のこの料亭は400年以上前に腰掛茶屋として創業した

押しも押されぬ京都を代表する老舗。お店の入り口も昔のお茶屋さん

のままの風情。今にもお侍さんがちょっと休憩に通りかかりそうな空気

が漂っています。

Dscn8987_640x480

通されたのは床の間つきの小さな個室。当然畳なのですが、時代

に合わせ少し前から机と椅子で食事ができるようになっています。

『瓢亭』の朝粥は、明治初年に旦那衆が芸者さんと祇園遊びの朝帰りに

何か食べさせてくれないかと寄ったのが始まり。

名物は煮抜き卵。ただ単なる煮抜きではなく黄身の部分には白だしが

かかっているような味わい。ぐじの笹寿司やお麩となす、湯葉の煮物など

京都のおばんざい料理いろいろ。

Dscn8990_468x640

おとふのおつゆ。ほっとする上品な味わい。

Dscn8991_640x480

鮎の丸焼き。頭からかぶりついてしっぽまで全部食べられます。

Dscn8995_640x480

鮎のあと、こちらのお膳が。

この蓋のしてある3つの器は何でしょうか。

Dscn8997_480x640

これがお粥です。

お粥にあわせるお漬物とそして‘あん‘がついているのです。

Dscn8998_480x640

おうどんのあんかけはよく食べましたが、お粥にあんをかける

のって始めて。やわらかいお粥にあんを混ぜさらにとろとろの

状態で食べます。体と心にじわじわ染み込むやさしい味わい。

お粥といっても結構量があるのでかなりおなかがふくれました。

料亭での夕食もいいですが、朝のすがすがしい空気の中で京料理

をいただく気持ちよさは貴重な体験。

唯一残念だったのは食べ終わってすぐにお部屋を出なければなら

なかったこと。でもお庭を目の前にもうちょっとゆっくり、しんみりした

かったんどすえ。

この朝粥、コースで6000円でした。

Dscn8980_405x640

*******************

京都南禅寺畔 瓢亭

*******************

|

2013/08/15

京都一乗寺『そば鶴』

Dscn8899_476x640_2

関西空港に到着し、いつも直行する場所『そば鶴』。

お昼になるのできつねそばか、ざるそばというのが

お決まり。今日は初めて前からずっと行きたい行きたい

と思っていた夜の『そば鶴』へ。

お昼はおそばが中心ですが、夜はいろいろな一品料理

があるのです。お昼に食べるおそば、お店の棚に並べてある

一品料理の器からして、夜は夜ですごくいい店なんだろな、と

確信していました。そしてカウンター席へ。

いやいやその多大な期待以上の感動がありました。

すごい酒好きと思われるご主人(といっても若い)の厳選した

日本酒が25種類ほど。メニュー載っているお酒以外にもいろ

いろあって、好みの味を言うとおススメを持ってきてくれます。

メニューに筆書きしてあるお酒の説明がまた面白い。細かいな

がらもわかりやすく、ツボついてます。「この人よっぽど好きなん

だろうなー」と思わせる書き方。読んでるだけで全部こっちも

味見したくなってくるのです。

まずは山形のお酒から。つきだしはそば味噌。味噌の上にある

アーモンドの粒みたいなのはそばの実。味噌は辛味、甘み、酸味

香ばしさなどなんともいえないうまみが口の中でとろけます。

これにお酒が合いすぎてしょっぱなからかなりやばい始まり。

Dscn8901_480x640

これ、絶品でした。ウニのプディングとメニューには書いて

あるのですが、ウニと湯葉のクリームの上にさらにウニが

乗っています。一口食べて、酒を飲む。天国に行きました。

Dscn8904_480x640

お刺身の盛り合わせ。このお店の大好きなところは器。

今のご主人の亡きお父様が集められたものだそう。

やっぱりはもがおいしい。

Dscn8907_640x480

たこの薄作り。しょうが醤油で。

Dscn8909_480x640

酒がどんどんすすみます。おススメのお酒で日本全国横断。

Dscn8905_480x640

あこうのあらだき。やわらかい身を骨からほぐしだしながら

食べる幸せ。またこのタレが絶品。

Dscn8908_640x480

松茸とはもの天ぷら。ここの天ぷらがおいしいのはお昼の

天ざるで知ってたけど、サクサクした繊細な衣に包まれた

松茸の芳香とはもの肉厚の身のやわらかさ堪能。

Dscn8912_480x640

NIKKAウイスキーの竹鶴の家元がつくっているという

広島の竹鶴酒造、純米清酒「秘傳」。きめ細かで米の

うまみを感じます。何種類か飲ませてもらった中でも

かなりおいしかった。

Dscn8911_640x480

で、〆はざるで。これ前からあこがれていたんです。

普通の割烹だったらできない、絶品のざるで〆る晩ごはん。

そば好きの自分にとってはこれは最高のディナーのスタイル。

ここのそばのうまさはもう言葉にできません。

「死ぬ前に一つだけ食べたいものを言うならば」という質問

がよくありますが、答えは迷いなく「そば鶴のざる」!

お店は仲のいい3人兄弟(2人のお兄さんと末っ子の妹さん)で

運営していてその兄弟間のしゃべりもおもしろい。

ここの料理や器のレベルだと、白木のカウンターに大きな生け花が

飾ってあるような、すごい店構えに刀みたいな包丁をもった‘大将‘

みたいな料理長がいそうなのですが、「そば鶴」の外見は普通の

おそば屋さんで、中に入っても気さくなお店。そこがまた惹かれる

ところ。ここに来るたびにイタリアに住んでいるのがほとほと残念に

思えるのです。

Dscn8913_480x640

******************************

そば鶴

京都市左京区高野玉岡町74

075ー7212488

月曜定休

*****************************






|

2013/07/03

祇園『BAR KUGEL』日向夏のカクテル

Dscn8486

宇宙ステーションにでも迷い込んだかのようなこの入り口。
祇園『クーゲル』のこの長いエントランスの向こうには
たった10席のシャンパンバーが。

Dscn8497

土地柄、行くと必ず舞妓さんや芸妓さんがおちょぼ口で
シャンパンを飲む姿が見られます。
常時120種類以上のシャンパンがあるそうですが
オーナーの西田さんにお任せでカクテルを作っても
らうのがやっぱり一番の贅沢だなー。

Dscn8490

今宵西田さんに作っていただいたのは、日向夏のカクテル。
一口飲んで、そのさわやかさ、あまりのおいしさに目から
白い星がいっぱい飛び出しました。

聞いてみると日向夏の果汁に、フランスはST-Germainの
リキュールが入っているとのこと。
このボトルもアンティークっぽくてステキ!
白い小さな花エルダーフラワー(SANBUCO)のリキュールで、
現在日本では輸入元がないので手に入らないそう。

こうやってご主人の西田さんが客人のためにグラスを選び
そこへ丁寧に作られたカクテルを注いで、無言でグラスを
スーッと出してくれる、この流れ。
なんだか茶道の世界に似ているのです。
心波立つ『クーゲル』は夜の茶室でもあるのです。

**********************************

BAR KUGEL

京都府京都市東山区大和大路通四条上る
常盤町161-3

TEL 075-525-2911

*********************************








|

2011/04/16

『クーゲル』きんかんのカクテル

Img_1199_1

『ごとし』でおいしいお魚を満喫したあと、シャンパンバー『クーゲル』へ。
こちらも松宮先生のご案内で。

Img_1202_1

オーナーの西田さんは京都屈指のお酒博士。
”バーテンダー”や”ソムリエ”と呼ぶには何かそのカテゴリーに収まりきらない
のが西田さん。ワインからカクテル、リキュールをさらにおいしく
変身させることのできるお酒の魔法使いみたいな人。

Img_1205_1

シャンパンを注文。
するとそのお供に出てきたのはきんかんの皮!
一瞬柑橘系の苦酸っぱい感じはシャンパンに合わない気がしまし
たが、このきんかんは苦さがなくさわやかな甘さで、なんとも
シャンパンのフレッシュさを引き出して素晴らしいハーモニー。
なるほど。さすがです。

Img_1206_1_2

2杯目はワインでなくカクテルで、と西田さんに告げるとこんな
きんかんのカクテルを作ってくださいました!味のクリエイター
西田さんの作品です。一寸の狂いもないおいしさ。
西田さんは何種類くらいのお酒を作られるのでしょうか。

カウンターだけのこじんまりしたこのシックなお店、もし京都に
住んでたら毎日通ってたと思います。

************************************

BAR KUGEL

京都市東山区大和大路通四条上ル161-3

************************************

|

2011/04/13

京都のおいしい魚とお酒 『ごとし』

Img_1193_1_2

京都のおいしいお店を誰よりもご存知の、世界のお茶専門店
「ラ・メランジェ」の松宮先生のご案内で訪れたこのお店。
高倉通りにあるミシュラン1つ星を獲得した居酒屋さんです。

Img_1168_1_2

長く恋しかった日本酒よ。
イタリアにはまだまだまともな日本酒が入らないのです。
全国の銘酒から選べるこの喜びは久しぶり。
グラスで輝く液体は、滋賀県の地酒”純米吟醸 萩の露”。

Img_1169_1_2

京都ではなかなかおいしい生魚が食べられるお店がない中で
ここはかなり貴重な存在。福岡や広島の魚を食べたとき、その
おいしさに感動しましたが、それと同じレベルで堪能しました。

Img_1173_1_2

甘くクリーミーなウニや赤貝。この色!口に入れる前に海の香りがします。
冷酒がすすみます。

Img_1175_1_2

松宮先生のオススメで注文した”わさびの葉のおひたし”。
鼻にツーンときて涙が出るほどだったのですがちょっとハマりました。

Img_1181_1

ホタルイカのから揚げ。岩塩と山椒で。

Img_1177_1_2

焼き魚はきんき。この怪獣みたいな顔がおいしいのです。
骨までパリパリ食べました。

Img_1191_1

”ごとし風チャーハン”というのが気になるという松宮先生。
確かにお店の雰囲気からしてチャーハンって?という感じです。
魚介がたくさん入った炒めご飯。しめには最適でした。

Img_1198_1

京都に帰り素敵なお店に出会って感動するたびに、生まれ
育った街というのにすっかり観光客の気分になっている自分に
この街を離れた月日を感じました。

***********************************

ごとし

京都市中京区高倉通二条下ル瓦町541-1
電話 0752554541

************************************

|

2011/04/07

上七軒フランス料理『萬春』

Dscn9813_1

別世界にいるような「北のをどり」を堪能したあと、上七軒の名店

『萬春』へ。立地場所からオーナーママの人柄、インテリアから客層まで

ここはいろいろな意味で普通のフランス料理のレストランとは一線を引い

たお店。そして何よりも何年も変わらず感動的なお料理を出す一流の

フランス料理店としての実力が素晴らしいのです。

お店のドアを開けると舞台がはねた後、疲れを見せることもなく匂うように

美しい舞妓さんや芸妓さんたちが!

Dscn9814_1

突き出しはハムと野菜のキッシュ。中にギュッと凝縮されているハムや

チーズのおいしいこと。

Dscn9816_1

そして大好物の魚介類のテリーヌ生湯葉巻き。貝柱や海老のテリーヌを

生湯葉が回りを巻いています。上品な味わいのコンソメのジュレと一緒に

一口食べると時間差でじわじわとあらゆる魚類の味わいが口いっぱいに

広がります。

Dscn9817_1

初めて注文した牛肉のオムレツ。このお肉のやわらかく口あたりの

よいこと。中身はとろとろの卵とソースで肉が絡めてあり一口ごとに

唸りました。

Dscn9820_1

そして『萬春』の名物、カツサンド。ナイフなしに食べられる、やわらかく

そしてジューシーなヒレ肉。パンと肉の間にあるソースもまた素晴らしい。

芸妓さんたちの輝くオーラが流れるお店で食べるフランス料理。

京都の贅沢を目と舌で味わいました。

|

2010/08/31

京都炭火と天ぷら『割烹なかじん』

201008_396_1

京都の話題の店めぐりは続きます。

炭焼きと天ぷらで知られる高倉六角にある『割烹なかじん』へ。

201008_395_1

京都では知られた食歴(!)の長いご主人中村氏のプロフィールは、

飛騨高山の出身。
血液型はB型。
43年の間、生まれも育ちもずっとそば屋だった(過去形)。
高校を卒業後、上野薮蕎麦で修行。各地でそば屋、料理長を経て1997年に独立。
1999年より京都市 東山三条 古川町で営業。
2005年京都 高倉六角にて「小豆家 うさぎ亭」を立ち上げ。
2006年、そば屋のカテゴリーを超えるため、「素料理」というジャンルを立ち上げ、店舗をリニューアルする。
2007年夏、そば粉に因る気管支のアレルギーを発症し、蕎麦の創作が困難となり、2008年初春「素料理 虚無蕎望 なかじん」閉店。舞台を「小豆家 うさぎ亭」に移し、営業。
2009年初春、熱い想いに駆られ「小豆家 うさぎ亭」から「炭火と天ぷら 割烹 なかじん」と店名を改め、リニューアル。
現在に至る。
ロックをこよなく愛し、あまり人が聞かないようなマイナーなグループが大好き。
趣味は食べ歩き、陶芸、映画、音楽、読書、料理などなど。
日本酒とワインが大好き。
やきとり等、酒のアテが主食。
天ぷら、すし、うなぎ、そば、とんかつ、やきとり等の専門料理を食べたり、つくったりするのが大好き。

201008_398_1

カウンター8席だけのお店はインテリア雑誌の中にいるような

素敵な空間。左の格子の引き戸の家具はなんとワインセラー。

201008_397_1

4800円の夜のコースは突き出しの「えびとおこげの

あんかけ」から始まりました。

ほっと心安らぐお焦げのなつかしい味。

201008_401_1

「前菜3種」。明太子と青じその生湯葉巻き、鱧の南蛮漬け、イタリア豆腐。

1人分の前菜を2皿にわけていただきました。こういう痒いところ

にも手が届くサービス!おかげでいろいろ味見できました。

イタリア豆腐が美味しかったです。豆腐にオリーブオイルと塩が

かかっています。ブルゴーニュのシャルドネをグラスで注文。

201008_402_1

前菜をもう1品。「蔵王放牧豚の角煮」。

これも1人分の半分の量です。こっくりした豚の角煮と

酸味の強いトマトのよく合うこと。

201008_403_1

「赤こんにゃくと枝豆の白あえ」。ワインがすすみます。

201008_405_1

ここでこのお店の看板料理「麦きり」。

面白いネーミングのこの麺、お蕎麦ではありません。

全粉粉とセモリナ粉を混ぜたもの。

もともとお蕎麦屋さんを営んでおられたご主人が蕎麦アレルギーに

かかられ、発案された料理です。

「これつぶれたらほんまに困ります。」と言われるように、もうこの世

に一台しかないのではと思われる古いアンティークの麺きり器で仕上げ

られた麺。つゆもありますが麺の甘みを楽しむためにまずは塩だけで

食べます。

201008_407_1

もちっとした歯ごたえで確かに甘みがあります。

断面が正方形の形も面白い。

201008_412_1

炭火でじわじわ焼いていただいた「丹波地鶏の炭火焼き」。

噛みつくとじゅわっとうまみが飛び出します。いい弾力。

塩とレモンで。

201008_414_1

鶏ももの部分。ジューシーです。

28082010_355_1

そしてこれ。コースには入っていなかったのでアラカルトで注文

した「ハモとウニの天ぷら」。

201008_422_1

このおいしさには言葉がありませんでした。神の恵みです。

201008_423_1

お漬物もおいしかった。

201008_425_1_2

これもこのお店で食すべき「自家製あんみつ」。

この寒天の透明感。

このデザートでコースが締めくくられました。

「本当に食べることが好きな人の料理」というのが感想です。

一つの素材をどうやって食べるのが一番おいしいか、何と組み合わせ

たらその風味をひき出せるのかなんかをいろいろ考案して作られた

感じがしました。でも‘じっくり考案‘も感じさせないようなシンプルさ

と潔さがあって、そのセンスのよさが素敵でした。

もし京都に住んでいたら毎週は着て全メニュー制覇したいな、とか

ランチもいいかも、とかまたまた夢の世界に浸ってしまいました。

****************************************

割烹 なかじん

京都市中京区高倉六角通り上がる西側

TEL 0752572288

***************************************

人気ブログランキングへにほんブログ村 グルメブログ イタリア料理(グルメ)へ

|

その他のカテゴリー

おうちランチ&ディナー - CUCINA DI CASA | お知らせ - NEWS | その他 - ALTRI | ひらめき - ISPIRAZIONE | アブルッツォ レストラン - ABRUZZO LOCALE | イタリアのネコ - GATTO ITALIANO | イタリアB級グルメ - GOURMET DI CATEGORIA B | ウンブリアレストラン - UMBRIA LOCALE | エオリア諸島 - ISOLE EOLIE | カラブリア レストラン - CALABRIA LOCALE | キッチン用品 - ATTREZZI DI CICINA | サビーナレストラン - SABINA RISTORANTE | サルデニア | サルデニア レストラン - SARDEGNA LOCALE | トスカーナレストラン - TOSCANA LOCALE | トリノ カフェ - TORINO BAR | ドルチェ - DOLCE | パーティー・イベント - FESTA/EVENTO | ビール - BIRRA | プーリア レストラン - PUGLIA LOCALE | ミラノレストラン - MILANO LOCALE | レストラン - LOCALE | ローマ カフェ - ROMA BAR | ローマのモニュメント - ROMA MONUMENTO | ローマレストラン - ROMA LOCALE | ワイン - VINO | 京都カフェ - KYOTO BAR | 京都レストラン - KYOTO LOCALE | 大阪レストラン - OSAKA LOCALE | 市場 - MERCATO | 愛猫ラモ - RAMO | 料理レシピ - RICETTA | 東京レストラン - TOKYO LOCALE | 生産者訪問 - VISTIA DI PRODUTTORE | 美味食材 - DELIZIE DELLA TAVOLA | 街角のデザイン | 試飲会 - DEGUSTAZIONE | 食材店&エノテカ - NEGOZIO & ENOTECA