ローマレストラン - ROMA LOCALE

2016/09/09

ローマ料理とサービスの真髄『OSTERIA DELL'ANGELO オステリア・デル・アンジェロ』

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ローマはバチカン市国よりそう離れていないところにある『オステリア・デル・
アンジェロ』。スローフードオステリアガイドに25年以上掲載されているという
筋金入りの人気店。
メニューはコテコテのローマ郷土料理が一通り。さらに店内にある大きな暖炉で
ガツンと炭で焼いてくれる肉もこれまたおいしい。
でもなんといってもこの店の名物は経営者のアンジェロさん。
元イタリアナショナルチームで活躍したラガーマンで、その名の通りしっかり
耳がつぶれてる。趣味は釣。ヨットを持っているので休日には海へ繰り出し
大きな魚をつってくる。松方弘樹+釣り上げたマグロの写真みたいなショットを

いつもうれしそうにスマホで見せてくれるアンジェロさん。男のロマンやね。
そこそこ歳とってると思うけど、ピンと姿勢がよくて、昔はブイブイいわしてたん
だろうなーと思わせるニクイこの笑顔。厚い胸板にぴったりしたシャツが映えますわ。
よく見ると、わ!左目の下に涙の形の刺青。うれし涙かな。

で、このオッサンがまたいいサービスをしてくれるのです。

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こちらは白あずきを肉を煮込んだトマトソースで煮込んだもの。
テーブルワインとともにまずはブルスケッタやおつまみがどんどん出てきます。

Pasta

これおいしかったなー。トンナネッリという角ばった卵入りの生麺。これに
ムール貝とペコリーノチーズがたっぷり。
結構しっかりした噛みごたえで、芯まで貝の出汁が染み込んで食べ飽きない。
貝とチーズの意外な組み合せもいけるね。

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鶏もも肉の炭火焼き。塩とレモンだけで。
外側はパリッと、でも肉はジューシー。
あの暖炉のなせる業。
シンプルイズベスト。

前菜+パスタ+セコンド+テーブルワインで25ユーロフィックス価格(炭焼きは別料金。でも若干の差)という、今どきのローマでは耳を疑うプライス設定。しかも素材がよくおいしい。

大満足!なのはいいけど、今夜のディナー消化するにはラガーマン並みの胃がほしいナー。(涙)

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OSTERIA DELL' ANGELO

Via G. Bettolo, 24-32, Roma

Tel 06 372 9470

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2016/07/04

新奇コンセプト満載の店『RETROBOTTEGA レトロボッテーガ』

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昨年12月、ローマの中心地にオープンした『レトロボッテーガ』。
最近のマイブーム、久しぶりの大ヒット、完全にはまってます。

ローマの2ッ星イノヴェーティヴイタリアン『イル・パリアッチョ』の厨房で長年
同僚だったロ・イウディチェ氏とミオッキ氏が2人で独立、ハイレベルな料理が
居酒屋感覚で食べられるというなんとも画期的なお店。

「ファーストフードから3ツ星まで、カウンターで食べるスタイルが主流の日本の
飲食店は、客と客、客と料理人の会話が生まれ、ヨーロッパの区切られたテーブル
席の空間とは違い、インフォーマルな空気感がある。それが自分たちのコンセプト
にぴったり合ったんです。」というロ・イウディチェ氏。
1ヶ月かけてまわった日本の飲食店を参考にし、店内はL字型のカウンター
を中心にした内装に仕上げています。
カウンターの向こうには、パスタを打ったり、お皿に盛り付けをする料理人たちの
手仕事が見えます。

ワインや水などのドリンクは客が自分で店内の冷蔵庫から取り出すようになって
いて、ワインも自分であけます。コーヒーもマシンが置いてあり、飲みたい人は
ご勝手に。
人件費の高いイタリア、彼らはホールスタッフをほとんどおかず、できるだけ
セルフサービスにしているのですが、このスタイルもまた客ウケしているのです。
そしてワイングラスはよく見るとプラスチック。

厨房の中を眺めていておもしろいのが、それぞれパートが違うスタッフ達が
「もうすぐパスタが茹で上がるぞー」とか「ソースはできたか?」などお互い声がけ
することなく、確認しあうことなく、1テーブルからの複数の注文をピッタリと同時に
仕上げていること。
相手の様子を見て把握しているのか、これはすごいワザ。チームワークの極み!
またどんなに満席になろうが、厨房の誰一人慌てることなく、淡々と手だけを
動かしていること。とにかくすぐ口が出るこの国民性からして、なんどもクールで
平和な空気が流れているのです。
イウディチェ氏が29歳、その他スタッフもみんな若いのに騒がしくない!
すごいプロフェッショナルな仕事ぶりなのです。

お任せコースもありますが、黒板に書いてある日替わりメニューの中から
アラカルトで注文。

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まずはアミューズから。
石の上にちょこんと。

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アンティパスト、バッカラとネギ、ジャガイモのピュレ。
素材の使い方といい盛り付けといい、星付レストランのキャリアが
出てますね。
低温調理+グリルにしたネギの甘味と、決して塩辛すぎないバッカラ
自家製マヨネーズ、全てのハーモニーにうっとり。

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こちらもアンティパストでウサギのサラダ。
ウサギは苦手な私もこれは食べられました。
赤いソースはパプリカ。
そういえば冷たいウサギ料理って始めて。熱いウサギ料理よりも
上品な味わいで驚き。

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胸腺肉のフライ。これもアンティパストから。
白いのはブルーチーズのクリーム。

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アルソというプーリア州の小麦のパスタ。このパスタ、弾力があって
病みつきになる食感。ちょっと蕎麦に似ています。
ムール貝とボッタルガ添え。

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ポルチーニ茸と、つぶ貝のカヴァテッリ。
山と海の香り両方が楽しめる一品。
このパスタももっちりしていておもしろい食感。

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そして今日のヒットはこれ。
スパゲッティー アーリオ、オーリオ、ペペロンチーノ。
パスタの茹で具合といい味わいといい、一口食べて唸りました。
おいしすぎ!

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おまけ。
タコとトマト、ボッタルガのおつまみ。
メニューにはなかったのですが、ワインに合わせて即興で作ってくれました。
さすがの一言。

どのお料理もしっかりお皿を温めているところ、ピッカピカになるまできれいに拭き
一点の曇りもない状態で盛り付けているところ、などなど星付レストラン的な
完璧な仕事ぶり。

いつ行っても満席ですが、予約は受け付けていません。
テーブル席もありますが、断然カウンターが楽しいのでちょっと時間帯をずらして
行くのが常連ワザ。
12時から深夜までノンストップ営業で、夕方などでも食事ができます。
月曜定休。

新奇コンセプトもおもしろいけど、何より料理がとにかくおいしい店。
オ・ス・ス・メ!!!

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RETROBOTTEGA  レトロボッテガ

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2016/05/15

簡素で美しい老舗『TRATTORIA SETTIMIO AL PELLEGRINO トラットリア セッティミオ・アル・ペッレグリーノ』

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久々の『セッティミオ・アル・ペッレグリーノ』。
完全予約制で、さらにドアに鍵がかかっているこのレストラン、ナボーナ広場
近くにありまがらも一見さんお断り的な雰囲気ムンムン。
玄関のインターホンを押すと、ご主人のマリオさんがお出迎えして
くれます。そしてお店に入ると、あたかもマリオさんの自宅に招待されたような

錯覚に陥ります。

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以前にもこのブログに登場したこのお店、1932年に創業。

マリオさんとテレーザさん、ご夫婦で切り盛りしています。

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ワインボトルとカラフにあわせてあつらえられた大理石の棚。

ピカピカに磨かれているアンティークの木製家具。

みっちり目の詰まった重みのあるコットンのナフキン。
ちょっとゆがんでいるけど磨き上げられたカトラリー。

このお店にある何もかものものが、昔から大切に使われているのが
わかります。
モダンハイテック、NYスタイルのインテリアの新店もいいけれど
プラスチックか布かわからない薄っぺらいナフキン、ゴム製の
ランチョンマットでなく、重みのある真っ白なコットンのナフキンで
食事ができるこのお店に、ただならぬ贅沢さを感じるのです。

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メニューはいたって素朴でシンプル。
さて、私のお気に入りは断然パスティーナ・イン・ブロード。

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パスティーナという小さな粒状のパスタが入ったスープ。
一見お粗末に見えるこの料理、結構しっかりした味わいで
いい出汁でてるんですよ。
ちょっと鍋の最後にするおじやみたいな感じで、イタリア料理では
珍しく疲労した胃にもやさしい一品なのです。

いわゆる家庭料理で、トラットリアではほとんど出しているところはありません。

そういう料理を出すところがまたこのお店らしさ。

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トマトソースのスパゲッティー。これがまたなんのひねりもなくておいしい!
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セコンドには名物のポルペッタ。
混ぜ物が少ない感じでお肉のうまみしっかり。シンプルイズベスト。

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旬の時期も終わりにさしかかってきた、アグレッティで〆。
オリーブオイルとレモンで。

パンがなければ食べられないような、脂っこく塩辛い味付けのローマ料理
のお店も多いですが、ここは本当に素朴でやさしいマンマの味そのもの。
お会計も素朴。

創業1932年の『セッティミオ・アル・ペッレグリーノ』にて、逆に新鮮さを感じた
ディナーでした。

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SETTIMIO AL PELLEGRINO 
セッティミオ・アル・ペッレグリーノ

Via del Pellegrino 117,  Roma

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2015/04/26

ローマ『PIPERO AL REX ピーぺロ・アル・レックス』

ミラノ在住の日本人シェフと、ミシュラン1ツ星の『ピーぺロ・アル・レックス』へ。
ローマテルミニ駅から近い4ツ星ホテルレックスの中にあるレストランです。
ローマでは珍しく7テーブルしかないという、ほんとにこじんまりとしたお店です。

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アペリティフは『FUTURA14』というイタリアの有名TV司会者ブルーノ・べスパ氏
が経営するプーリア州のワイナリーの発泡酒「NOITRE」。
プーリアの在来品種ネグロアマーロ100%、30ヶ月ボトルでねかせたもの。
巨大なワイングラスの形をしているカラフがステキ。

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店内の照明がかなり暗いので写真がイマイチきれいに撮れなかったこと
を前置きします。
アミューズはパタネグラのラードとモストコットで始まり。

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豚のチップス、ヨーグルトとオリーブオイルのマヨネーズ。

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フェラテッレにのせた鶏のレバーとラッツィオ州のモスカートのゼリー
フェラテッレというのはアブルッツォ州の郷土菓子で、ワッフルに似ています。

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レモンのフォカッチャ、ミルクとハチミツ入り、ひまわりの種とゴマいり全粒粉
のパンなど。ちょっとパンケーキのようなふかふかの食感。

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春のサラダ
一番下がイカ、その上にグリンピースや香草など春の野菜が添えてあります。

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これはメニューが記憶にないのですが、お菓子のような前菜。
鰹節の味がしました。

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こちらはサバを使った一品。
おもしろかったのは、ほとんどのイタリア人は魚の皮を食べないのですが
皮だけをかりっと焼いて身の上に乗せてあり、皮を主役にした魚料理

は始めて。イタリアでは魚の皮は無視されていることが多いのです。
(皮がおいしいのに!)

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卵の燻製とジャガイモ
白い円盤が半熟状態の卵。
その下はクリームスープのようななめらかな食感。

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ウサギの内臓料理

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ここでやっとパスタ料理。ラヴィオリ。

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仔羊の一品。
お急須から注がれたのはソースでした。

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プレデザートはかわいらしい一口サイズのティラミス。

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ソーテルンとともに。

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シェフは30歳を超えたばかりのルチャーノ・モロシーノ氏。
和食に興味があり、写真には撮れなかったのですが米のチップスに味噌
のソースをのせたものあり、鰹節のような燻製の味わいあり、と和のアクセント
がところどころに織り交ぜられていました。
こういった和の食材に興味を持つ星付レストランのイタリア人シェフは今
とても多いのです。
こういった彼らなりの表現を味わうのはおもしろいですが、伝統和食の基本
を習得しているイタリア人シェフは少ないのが現状。フランスではもうすでに
何年も前から行なわれている伝統和食の伝道を今後イタリアで行なえれば
将来もっとおもしろいイタリアンイノヴェーションが誕生するのかもしれ
ません。

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PIPERO AL REX 
Via Trino 149 Roma
Tel 06.4824828

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2015/04/19

ネコビストロ『ROMEOW CAT BISTROT ロメオウ・ キャット・ビストロ』

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昨年末ローマにオープンしたネコビストロ第一号店『ロメオウ』。
オーナーのヴァレンティーナさんは日本のネコカフェからアイデアを得て
このお店をオープンしたそう。でもこのお店を訪れてみると日本のネコ
カフェとは全くコンセプトであることがわかります。

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まずはこのお店はれっきとしたレストランであるということ。旬の野菜や
果実をふんだんにつかったヴィーガン料理を提供しています。
さらにはヴィーガンスイーツの本を出版したパティシェのロミーナさんが
毎日作るアーモンドミルクやココナッツミルクを使ったスイーツや季節の
果実を使ったスムージー、グルテンフリーの焼き菓子もあり、充実した
メニューが展開されています。
自然派ワインやクラフトビールもあり、このナチュラル志向のビストロの中に
6匹の行儀正しいニャンコズが暮らしているのです。

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このニャンコたちは元野良猫。
それがヴァレンティーナさんに拾われて、この2回建てのお店の中で
のびのびと自由気ままにくらしています。
決してテーブルに上ってくるわけでもなく、客にちょっかい出すわけでも
なく、逆に人間がネコの邪魔をしているような構図。

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昨年末にオープンしたこのお店、予想以上の大変な人気店になって
いるのです。土曜日のランチに訪れたのですが外には行列が。
自分も誰にも負けない自称ネコオタクと認識していたのですが、なんのその
もっとヤバイネコマニアたちが集結していたんですよ!おじさんとか若い男の人
カップルで必死にニャンコズの写真を店内で追いかけながら撮ったりしている
人たちがわんさか!
なんだなんだここはネコの撮影会か!?と叫びたくなるような光景。
オーナー曰く、ネコの美術館化しているとのことでした。

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それにしても。
飼っていたネコ、生まれたネコを捨てる人はいっぱいいるのにネコビストロ
にはネコを美術品のようにあがめる人たちが。「これって変な社会現象だと
思いません?」とヴァレンティーナさん。ここぞとナイスショットをキャッチしよう
としてお客同士でぶつかったりしている人も。ハハハ。

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といっても実は私もその一人なんですけど。何か?

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それにしてもネコはなぜか箱が好きですねえ。
世界共通ですね。
箱を置いておくと必ず入っていきますね。

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あのですね、そんなにつめつめに入らなくても。

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ランチは全粒粉のスパゲティ、ブロッコレッティとニンジン、黒オリーブ添え。
8ユーロなり。
かなりパン粉がかかっていてこれを混ぜながら頂きます。

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パスタが香ばしく、またアルデンテ具合も完璧でぺロリと平らげました。

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目の中に入れても痛くない愛くるしいネコたちを眺めながら、おいしい
パスタにきりりと冷えたスプマンテ。しみじみシアワセ。
時がたつのも忘れるこの空間。もう他に何もいりません。
マイブーム全開の店。

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ROMEOW CAT BISTROT
Via Francesco Negri 15 Roma
Tel 06 57289203

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2015/04/11

カクテル&DJ SET 『STADLIN スタドリン』

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数ヶ月前にオスティエンセ地区にオープンしたグルーヴィなバー『スタドリン』へ。

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このバーは『ULTRA SUONI RECORDS VINILI SHIOP』というレコード盤
専門店に隣接しています。
ローマにも未だ根強いこのアナログレコードファンが存在しているんです。

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ファンには垂涎もののLP盤があるらしい。が、よくわからないので
さっさと通り抜け目的の酒場へGO!

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ワーステキ!!!レコードよりもお酒のボトルのほうがい・い・ね!
コンクリートとレンガでできた壁には前衛的なアートが飾られ、ほどよく
アンティークの家具もミックスしたクールなインテリア。
ローマじゃなくって、ベルリンにいるような!

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お店の男の子も女の子も黒ずくめファッションでクールな感じ。

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『スタドリン』ではカクテルやクラフトビール、ウイスキーなど幅広い
ドリンクメニューがありますが、バーテンダーにスペシャルカクテルを注文。

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アペリティフにはベジタリアンメニューを中心とした軽食がふるまわれます。
ブラックライスのサラダやオムレツ、ジャガイモのオーブン焼き、紫キャベツ
のマリネなどがありました。

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アペリティフタイムを過ぎるとだんだんライティングがダウンしDJ
が登場。雰囲気、客層共に久しぶりに新しい空気を感じたハイセンスな店。
すっかり北欧にいるみたいな気分になって、いつもと違うローマ
ナイトを満喫。

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STADLIN スタドリン

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2015/04/08

古代ローマ洞窟跡のトラットリア『FLAVIO AL VELAVEVODETTO フラヴィオ・アル・ヴェラヴェヴォデット』

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ローマの下町テスタッチョ地区は観光地ではないけれど、地元の人の生活
を物語る遺跡がたくさんあります。
その1つが「MONTE DEI COCCHI モンテ・ディ・コッチ」テラコッタの山。
ローマを流れるテベレ川がありますが、ここテスタッチョ地区が輸入港として
荷降ろしがされていました。
当時、スペインやアフリカからローマ帝国に塩や小麦、オリーブオイルなど
がアンフォラと呼ばれるレンガ材の壺に入れられここに運ばれていたのです。
テスタッチョに運ばれたあと、この容器は割られ山積みにされていました。
その破壊された2千5百万のアンフォラのがれきの山が「モンテ・ディ・コッチ」
というわけ。よく見ると、破片になったがれきの中に壺の口が見えます。

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昔はこのがれきの山を掘って、馬小屋や食物倉庫として使っていたのですが
今は飲食店やディスコになっています。
その1つがトラットリア『フラヴィオ・ヴェラヴェヴォデット』。
この週末の復活祭のランチに行ってきました。

このトラットリアでは、ローマ郷土料理が昔ながらのスタイルのまま提供されています。
最近では”ライトなローマ料理”を出すところも増えていますが、ここはなんのアレ
ンジもない、コテコテの伝統料理が味わえます。
胃の調子がよければ、ですけど。(これ大事!)

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トラットリアにしてはなかなかよいワインのランナップ。

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復活祭はキリスト教の三大祭りの一つとも言える、大イベント。
イエスキリストが復活した日なので、再生を象徴した【たまご】を食べる
習慣があります。アンティパストは注文しなくとも、ゆで卵が入った
”コロンバ”といわれるパンケーキとサラミで。

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このお店の名物の1つ、ローマの手打ちパスタ”トンナレッリ”。牛を煮込んだ
トマトソースで絡めてあり、上にはペコリーのチーズ。この麺がすごいコシ!
このコシのよさにどんどん食べてしまうのですが、なんせこの量!
このこってりとしたおいしさ。ローマ料理が労働者の料理といわれる

のがわかります。

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こちらはアーティチョークとグアンチャーレのフェットチーネ。
ペコリーのチーズがオリーブオイルに溶け込み、麺に絡んでねっとり
クリーミー。これも満足感大。

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そしてこちらも復活祭に食べる料理で子羊のローストです。
想像していたよりもクセがなく、肉はホロホロに柔らかく最高!
やっぱりこういう焼き方が一番おいしいですね。
骨の付近のお肉もきれいにこそげていただきました。

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そして絶対にはずせない名物がこれ、肉のポルペッテ。
以前にこのお店を取り上げたときにも紹介しましたが、これは今めったに
お目にかかれないローマの家庭料理なのです。
すごく手が込んでいるのでトラットリアでもメニューに載せているところは
ほとんどない貴重な料理。
感心するのは、この具のしっとり度。茹でた肉にパン粉やチーズ、野菜を
加えて団子にしているのですが、決してパサパサになることなくやわらかく
ねっとりしっとりとした食感を残しています。
なんか白ごはんともいけそうな、おかずなのです。

どのテーブルも10人以上の家族や親戚と思われるグループでワイワイと
おしゃべりしながら、大盛りのパスタや子羊のローストをみんなモリモリと
豪快にかぶりついていました。
典型的なイタリアの復活祭のランチを終え、苦しいおなかを撫でながら帰宅。
しばらくはお味噌汁とおかゆかな。

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FLAVIO AL VELAVEVODETTO

Via di Monte Testaccio 87
Tel 065744194

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2015/03/29

ローマ『METAMORFOSI RESTAURANT メタモルフォシ レストラン』

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みなさんミシュランガイド東京における星の数をご存知でしょうか。
2015年版は3ツ星が12軒、2ツ星は53軒

みなさんミシュランガイドのローマにおける星の数をご存知でしょうか。
なんと3ツ星がたった1軒、2ツ星は2軒です。

イタリア全国総合しても、3ツ星は8軒、2ツ星は39軒のみ。

東京1都市だけでイタリア全国の数を上回っているのです。

東京は世界有数の美食都市というのは認めるのですが、この数字の差
どう見ても同じ土俵で戦っていると思えないのは私だけでしょうか?!
という話をすると、イタリア人のグルマンたちは「そりゃイタリアに対する
フランス人のひがみだよー」みたいなことを必ず言うのですが、それに
しても納得いかないこのレストランガイド。

ミシュランといえば、ローマの1ツ星レストラン17軒の中で一番評判が高いのが
「メタモルフォシ」。オーナーシェフのロイ・カーチェレスはコロンビア出身。
16歳のときにバスケットの選手になりたくてイタリアに渡ったというちょっと
変わった経歴の持ち主。ローマの1ツ星「イル・ぺリカーノ」、ボローニャの
「ロカンダ・ソラローラ」、ローマ1ツ星「ピーぺロ」を経て共同経営者たちと

オープンしたのがこのレストラン。
住宅街にひっそりと佇むこじんまりとしたお店で、2012年に1ツ星を獲得しました。

数週間前に訪れたのですが、これが最高によかった=!!!
サプライズいっぱいのメニューに、パッションのこもったサービスをしてくれる
若いメートルたち。ローマのグルマンたちがこぞって褒めていたのは噂だけじゃ
なかった!

3つあるコースメニューのうち、シェフお任せコース110ユーロをセレクトしました。

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まずは冷製スープから。魚介のやさしい風味にセロリ、香草
イカ墨パウダーなどが。この1皿目から味わいのバランスの絶妙さ
繊細さにうっとり。

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ほんわり暖かく香ばしい匂い漂う自家製パンに、話題の”ブッローリオ”。
オリーブオイルのバターです。なんじゃそりゃ?!と思ったら、オリーブ
オイルをクリーム状にしているのですが、カカオバターも入っています。
テンション高まる始まりです。

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帆立のセヴィチェ メロンとグリーントマト添え。
セヴィチェとはラテンアメリカ料理で魚介のマリネですが、それを
ロイ流にアレンジしたもの。コリアンダーやいろいろな香草とレモンが

よいアクセント。量もちょうどいいですね。
イタリア料理の粋から外れてきました。

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自家製パン。お腹がふれるから始めから食べすぎてはダメダメ
と言い聞かせながらも、ついつい手がでてしまうおいしさ。

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これはこの店の名物の1つ、モッツァレッラ&ほうれん草。
一瞬「抹茶がかかっている?!」と思ったのですが、この鮮やかな
グリーンはほうれん草。モッツァレラを割ると中にはパンとトマトが。
ロイ流ブルスケッタというわけですね。
なんという発想でしょうか!

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まだ前菜が続きます。
何これ?!
メニュー名は、”麦の葉 マグロとハーブ”。
メートルが「手で食べてください」とのこと。

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葉を裏返すとこのようになっています。
葉っぱごと中身をくるりと巻いたまま、手巻き寿司を食べるようにかぶりつきます。
ちょっとこれには度肝を抜かれました。
この酸味とハーブのハーモニー、マグロの絶妙な食感と、なんという
新しい味わい!!!中にはソースがかかっていましたが何が
はいっていたのかわからなかったもののラテンアメリカの味を思い起こさせました。

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このお料理にはワインでなく、カクテルをあわせます。
柑橘のカクテルで、この一皿に合わせバーテンダーが用意してくれました。
なんという粋なアイデアでしょうか。
前菜にカクテルを合わせるのはイタリアでもここだけではないでしょうか。

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これです!ロイ流カルボナーラ。
手前が卵とチーズのクリーム、後ろに見えるのがカリカリにドライ処理
されたパスタが1個とグアンチャーレの油の部分。

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このカリカリのパスタとグアンチャーレをこのお皿の中でつぶしながら
卵といっしょに食べるのです。
こってりしていますが、ぜんぜん重さは感じません。
グアンチャーレをガリガリにドライしていること、卵が凝固されていない

こと、これらのことが胃に負担をかけないようになっているんですね。

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食器はローマのボッテーガPOTSのもの。
このレストランのメニューにあわせて焼かれた陶器たちです。

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これもこのレストランを代表するメニュー。
RISO-ROSSO-CREMOSO。
一面に生ハムを並べたように見えるのですが、この赤いのは
ピエモンテのファッソーナ牛、その下にはBLU DEL MONVISOという
これもピエモンテ産のクリーミーなチーズで仕上げられたリゾットが。
スプーンで切れるくらいお肉はやわらかく、クリーミーなリゾットと一緒に
いただきます。

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フランチャコルタ『MONTE ROSSA』、マルケ『MONACESCA 
VERDICCHIO』に続いて、3本目はフリウリは自然派ワインBRESSANの
『VERDUZZO2010』。5年越しの長熟型のこの白ワイン、赤に勝る見事
な広がり。

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オマールのグリル。このマヨネーズのようなソースもオマールのうまみ
を殺すことなくうまく引き立てていました。

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イベリコ豚のロースト、プルーンとチポトレ(メキシコのトウガラシを原料と
するスパイス)、ジャガイモとトーストした海草。
このお肉が絶品でした。その周りの甘酸っぱい脇役たちがまたいい
コンビネーションを繰り広げていました。

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イノヴェーションといわれるカテゴリーの料理はこのところイタリアでも
増えつつありますが、ラテンアメリカの香り漂うモダンイタリアンは
ここだけでしょう。
イノヴェーションでもあいまいな料理が多い中、しっかりとしたテーマ
とストーリーがあり、完成度の高いものばかりでした。
また全てのメニューに1つも味のブレがなかったこと、塩加減もよくコント
ロールされていました。またサービスも次の料理を出すタイミングなども
間違いがなく説明もしっかりしてくれて、全体を通して見事なディナーでした。

お店の名前”メタモルフォシ”とは、イタリア語で”変身”とか”変形”という
意味。まさにローマ郷土料理やイタリアのいつも見る食材がロイシェフの
感性によって見事に変貌していました。

新しいスタイル、新しい味、新しい組み合わせ。新鮮な刺激を与えてくれた

ロイシェフのお料理が心に響き渡った宵でした。

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METAMORFOSI RESTAURANT

Via Giovanni Antonelli 30/32 Roma
Tel 06 8076839

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2015/02/04

知る人ぞ知るナボーナ広場の奇跡 『TRATTORIA SETTIMIO トラットリア・セッティミオ』

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ローマの老舗ワイン商パオロからこのお店を教えてもらったとき
どこにあるのかピンと来なくて何度聞いてもわからなかった。
何度も、何百回もこの道を、この店の前を通っていたはずなのに。
そしてこの店はローマの超街中、カンポ・ディ・フィオーリ、ナボーナ
広場から歩いて5分という場所にある。つまり観光客向けの店が90%
を占めるという最悪の立地。にもかかわらず知らなかった。。。。

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確かにローマグルメでも知る人ぞ知るコアな店で、ちょっと一見さん
お断りっぽい雰囲気も漂うのがこの『セッティミオ』。
1932年創業、80年以上の歴史のあるトラットリア。

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今は先代の息子マリオさんが接客、厨房は奥さんのテレーザさん
が切り盛りするという典形的な夫婦経営。
家具も食器やリネンも昔のそのままのものを使って、いい味でてます。
フォークもちょっとゆがんでいたり。。
メニューは典型的なローマの家庭料理。仕入れによって毎日日替わり
のメニュー。そして日曜だけこの店の名物で、テレーザさんの手打ち
フェットチーネがあります。

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A4の紙にあるメニューはいたってシンプル。
プリモピアットは2品だけ。
この写真のスパゲッティポモドーロとパスティーナ・イン・ブロード。
前者は注文してみたら、ミンチ肉も入っていてラグーになってました。
なんのヒネリもないおいしさ。

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2つのメニューのもうひとつがこれ『パスティーナ・イン・ブロード』。
ちょっと写真には見えにくいのですが、お米のような形をしたパスタが入って
います。これを食べたローマっ子の友だちが思わず「これ、子供のころ
カゼをひいたらおばあちゃんが作ってくれた料理だ!」と言いました。
鶏の出汁のスープに小さなパスタが入っているだけのシンプルなスープです。
これは今日の大ヒット。なんという慈愛に満ち満ちた味でしょうか。
”やさしい味”というのはこういう料理なんだーと体にしみわたりました。
これはトラットリアの味でもない。レストランだとここにもっといろいろな具材を
入れてボリューミーにしますが、これはまさにマンマの手料理です。
これは毎日でも食べたいなー。

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ワインはこの店のプライベートラベル。これしかありません。
白はパッセリーナ、赤はチェザネーゼ・ディ・ピーリオ。
テーブルワイン以上でも以下でもなく、まさに地酒。

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セコンドは肉料理を中心にいくつかあります。
こちらは仔牛のジェノヴェーゼ。甘くなるまでじっくり炒めたタマネギ
と仔牛。脂っこくなく、これもシンプルにおいしい。

9

牛のポルペッタ。ほんとに素朴なハンバーグ。ほんのりチーズの香り。
肉が柔らかくおいしい。
これもいかにもお母さんが家で作るおかずですね。

10

ビエータのアグロ(ゆでてオリーブオイルと塩であえたもの)。
ちょうどよい茹で具合。

11

デザートは自家製でないよ、ということだったのですがお薦めのモンブラン。
生クリームとメレンゲと栗。ものすごい甘いさ。でもおいしい!

ご主人のマリオさんはサービスし終わったら、空いているテーブルに座って
じっくり新聞を読みふけっていました。その隣で奥さんがエプロン姿でにこやかに
ずっと野菜をさばいて処理していました。まさに誰かの家の台所の風景のよう。
厨房もこじんまりとして、でも壁はタイルと大理石だったりしてステキすぎ。
これはご夫婦自慢のグラス棚。最高の大理石でオーダーメイドだそう。
何十年も経っているのにワインの染みひとつなくピカピカに磨いてありました。

3

ここの料理は”トラットリア”のようにボリューミーでも油っこくもなく、飾り気も
ヒネリもない料理で、”食堂”と呼ぶには上品すぎる、ほんとにおいしい昔ながら
の家庭料理お店。
家族で何年も通っているというような常連が多いそう。ローマでは珍しく、一人客
でもウカない感じの落ち着きがあります。

知り合いのアメリカ人が{NEWYORK TIMES}にローマ一おいしい自家製フェット

チーネの店と紹介したら、アメリカ人グルメから「ローマでこの店よりもおいしい

手打ちパスタは他にもっとある!」とクレームが多々あったそうです。確かに
もっと凝った、もっと洗練された自家製パスタを出す店は他にありますが、ここは
そういう派手さはないもっと渋い店なんですぅー。

わざとらしいカントリー風のインテリアに脂ぎったアマトリチャーナ、表面が乾い
た生ハムを提供し、アルバイト外国人の料理人とカメリエーレで成る店が連なる
この地域で、ここは貴重な存在。
京都では、百万遍の中華料理店『華祥』が学生の安食堂地区にあるにもかかわ
らず、洗練されたおしいさで別名”百万遍の奇跡”と呼ばれているので
それにちなんでここを”ナボーナ広場の奇跡”と呼ぶことにしました。
(ローカルネタでスイマセン)

値段も良心的で胃もたれもなく大満足。またこよーっと。

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SETTIMIO セッティミオ

Via Pellegrino 117 Roma
Tel 06 68801978
水曜定休・要予約

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2014/08/03

ローマの新しい息吹『BISTROT 64』

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週末のランチは『BISTROT 64』へ。
ローマの食いしん坊の間では、今や知らない人のいない話題の店。
フードイベントでも、グルメマガジンでも、グルメブログでもかなりの注目度。

フラミニオ地区に1年前にオープンしたこのビストロの人気は、そのオリジナル性
あふれる料理と、コストパフォーマンスの高さにあります。35ユーロ
と50ユーロというかなりお値打ちのコースメニューのほかにも季節ごとのアラカルト
があります。グルメレストランには年に1,2回しか行けないような人や
若い人たちにもファインダイニングの料理を愉しんでもらおうというコンセプト。
オーナーは弱冠30歳のロマーノ、EMANUELE COZZO氏。彼がパートナー
に迎えたのが日本人シェフのNODA KOUTAROさんです。
KOTAROさんはイタリア著名シェフのもとで経験を積み、その後はシェフとして
いろいろなレストランで活躍する数少ない日本人シェフ。特にヴィテルボの
レストラン「LA TORRE」に初めてミシュラン1ツ星をもたらしたシェフとしても

知られています。数年前ローマからKOTAROさんがいなくなったとのうわさが

あったのですがコペンハーゲンの「NOMA」の厨房にいらしたそう。

今やイタリア人有名シェフと肩を並べるKOTAROさん、どんな人かなーと思い
ちょっと緊張してご挨拶。
「始めして。」と言ったところ、「実は初対面じゃないんです。」とのこと。「ん?」
何かのフードイベントでお会いしたかなーと首をかしげたところ、KOTAROさんの一言。
「15年前に一度ミカさんの家でマージャンしましたよね。」
爆笑!イヤー全く覚えていなかったのですが、確かにそんなことがありました。日本人
寿司職人の友だち2人とKOTAROさんで雀卓を囲んで「ポン」とか「リーチ」と言い合っ
たことがありました!KOTAROさんとは実は”麻雀仲間”だったんですねー。

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ランチは、シェフおまかせコースで。

アペリティフはキリリと冷えたフランチャコルタ『MONTE ROSSA  PRIMA
CUVEE'』。
おつまみはカーチョ・エ・ぺぺ(ローマの郷土料理の1つでチーズと胡椒だけ
であえたパスタ)のビスケットとクミンと香草のクラッカーで、最初からテンション
あがります。

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アミューズ:ニンジンのジェラート、生姜添え。
蒸し暑いローマのランチに心地よいスタートです。

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前菜:コウイカの燻製、長ネギのジェラート、アカシア
なるほどーと思わせる味わいの組み合わせ。
長ネギのジェラートとコウイカのハーモニーにうっとり。

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マグロのバリエーション 
スープには昆布の香り。

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ワイン1本目はアブルッツォ州『MASCIARELLI』の大好きなロゼ「CERA
SUOLO D'ABRUZZO 2010」を注文。

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ジャガイモのスパゲティ、ズッキーネの花添え、ノルマンディーのバターと
コラトゥーラ。上部のジャガイモはカリカリのフライ、下部のジャガイモ
はシャキシャキとした歯ごたえあり、食感の違いで同じ素材が全く違う
ものに感じるおもしろさ。バターの風味が重すぎずちょうどよいコクを
出してました。

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キノコとわかめのクスクス。いろいろな海の出汁を感じます。

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2本目のワインはマルケ州の『FATTORIA SAN LORENZO』の白、
「VERDICCHIO DEI CASTELLO DI JESI 2012」。

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パスタ: ロンブリケッリと呼ばれる卵の入らない手打ちパスタ。
オマール海老のトマトソースで。
コシと弾力のあるうどんのようなこの白い麺は、ヴィテルボ県の
郷土料理の一つ。絶品。

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セコンド:塩麹でマリネしたイベリコ豚 スイカ添え
薄い丸形にカットされたスイカの皮が美味。さわやかなフルーティーさが
いいアクセントになっていました。肉質もしっとりとやわらかく、上品な
一皿。

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デザート:エキストラヴァージンオリーブオイルのジェラート、柚子のメレンゲ
ホワイトチョコレートとチェリーソースのスフェラ。

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季節感あり、サプライズあり、素材のうまみもしっかりあって、目と舌で
愉しめたランチでした。
それとまだローマでは珍しいサービスの方法もちょっとした見ものでした。
それは、厨房のスタッフがサーブするというもの。ホールにはソムリエと
女性のカメリエーレが一人だけ。厨房のスタッフがキッチンから一斉に
コックコートにエプロン姿で出てきてサービスしてくれます。
イタリアの人件費というのはかなり高いので、経営上の工夫なのでしょうが
厨房スタッフもよく教育されている感じで好感がもてました。

レストランの一角にはカウンター席もあり、ワインから日本酒、食後酒の
ボトルがずらり。
今回はしっとりとコースメニューを頂きましたが、今度は夜のカウンター席で
カルボナーラとか、日本酒にあわせた単品メニューなんかを食べてみたいな。
外のテーブル席で、自家製ハンバーガーランチもいいな。と店内を眺めていたら
オリーブオイルが大好きというKOTAROさんがいろいろな生産者のものを
持ってきて紹介してくれました。
それにしても”現地でがんばっている日本人シェフ”という感じが全くない
KOTAROさん。自然体でいながらムリなく好きな場所で好きなことを仕事にして
いる感じがじわじわ伝わってくる人。
だからこそこれからどんな活躍をされるのか楽しみです。

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BISTROT 64

Via Guglielmo Calderini 64 Roma
Tel  063235531

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